マーマレードを作る時期になりました。
ちょっと前に八朔のマーマレードを作りましたが、今度は長年作っている甘夏みかんの番です。
まず知多の山下さんのところで甘夏を求めます。
この甘夏は山下さんのおばあさまが丹精こめたもので、いまだもって抜群に美味しいのです。
材料が美味しさを決める、マーマレードもその通りです。
最近はお婿さんにもお手伝いしてもらっています。
今のクジナートの絞り機だと、私の力では絞れないのです。
1個か2個な出来ますが、何せ今回は16kgの甘夏ですので。
もう3,4も前になりますか。
愛用していたナショナルのオレンジジューサーの部品をゴミと一緒に捨ててしまったのです。
もう30年以上前の製造ですので、部品がない、今の外国製造のジューサーはパワーがない。
本体はあっても部品がないので使えないとは。
悔やんでも悔やみきれない。
それはともかく作業の始まりです。
甘夏を綺麗に洗い、半分に切り、お婿さんが絞り、娘が皮を切る。
私は?
ジュース汁を漉したり、皮を洗ったり、たまった絞り機のカスを取り除いたりといろいろ。
使うのは頭脳だけ。
間違えると大変、絞ったジュースは何カップだった?
最近はめっきり数字に弱くなっているので。
翌日皮が柔らかくなるまで煮込んでから砂糖を入れ、アクを取りながらさらに煮込む。
トロミをつける、このトロミ加減に一番神経を使います。
翌日娘と瓶詰めし、熱湯消毒。
さー、これで3日間かかったマーマレード作りは完了です。
娘にラッピングしてもらったら完全に終了です。
さー、皆様今年も美味しいマーマレードができました。
今年が最後になるでしょうか。
知多の海を家を手放すことにしたので、家が売れたらちょっと甘夏みかんも遠くになるかな。
(たいちゃん達と通った師崎ですが、残念ながら大きくなると行けなくなっている海の家です)