先日大塚耕平さんの高野山バス旅行に参加して参りました。
高野山は名古屋よりズーっと寒いとのことでしたので、冬の装いで。
ところが有難いことに、2日間はとても暖かく、快晴。
宿泊は蓮華定院という大きな宿坊。
どこも綺麗に掃除され、お風呂も清潔。
1週間前からの腰の痛みにもなんのそのと、夕方6時からの瞑想に参加しました。
あぐらをかいて40分、無の境地で瞑想ということですが。
何しろ辛かった!
まだ40分にならないの?
何でこんなに足が痛いの?
無の境地で淡々と、なんて訳にはいかないものです。
われ我参加者はともかく、お坊さん達はさすがですね。
それに比べて朝6時のお勤めは楽なものでした。
奥之院までの2kmの道のりには、20万基を超える諸大名の墓石や記念碑、慰霊碑が
樹齢千年に及ぶ杉木の中に立ち並んでいる様は壮観です。
ここで一番大きなお墓はおこうの方とか。
驚きと好奇心で歩いて行くと御廊へ向う最後の橋からは、撮影禁止となります。
奥之院は高野山さんの信仰の中心で、弘法大師様がいまだいらっしゃると信じられているのです。
何か身が引き締まるような体験です。
御廊橋の辺りで下げてきたお供えを若きお坊さんが何人もで運んでいました。
細長い入れ物が何個もありましたので、たくさんのお供えをするんでしょうか。
高野山に来てヨカッタ、と感激した場所でした。
天気に恵まれ、目の覚めるような紅葉も鑑賞でき、挙句に腰も治ってくれて、
やはりお大師様のお陰でしょうか。
やはり高野山には何か有難いことが生じるようです。
金剛三枚院の多宝塔
何度も高野山にはいらっしゃている耕平さんのご推薦でした。
本通りの1本入ったところなので観光客もほとんどいず、とても静か、そして荘厳でした。