One World Observatory & Empire State Building
グランドゼロに行ってきました。
2001年9月11日、同時多発事故で帰国できなかったことが思い出されます。
4日後だったか、帰国のためラガーディア空港へ向う途中、
まだ煙を出してくすぶっているツインタワーの側をやるせない思いで通ったことを。
ニューヨークに着くと、ケネディー空港からマンハッタンに向いツインタワーが現れると、
「あー、ニューヨークに来たんだ」と興奮したものでした。
その美しかったニューヨークのシンボルだったビルの無残な姿は悲しかった!
そして見事に違った空間にしたワン・ワールド展望台です。
ビルの最上階に着くまでのエントランス、エレベーターの中等、
さすがエンタテインメントの国!と3年前も感激しましたが、今回もマタマタ感激。
早く展望したい、という感情を煽るとともに、その前の仕掛けも楽しませてくれるのです。
タイシタモノです。
トム・ハンクス主演の映画「ハドソン川の奇跡」でハドソンリバーに緊急着陸する場面がありましたよね。
「これならば腕のいいパイロットなら着陸できるかな」と納得したり、
ミッドタウンのビルの凄さに感心したり。
またまたニューヨークのシンボルを違ったものに再現したニューヨークの底力に感銘したのでした。
最後の夜、夕食の後、今度はエンパイア・ステイト・ビルに登ってみました。
息子達が学生だった頃、皆で登ったことがあったっけ。
夕食のワインのお陰でちょっぴり良い気持ちでビルに到着。
あれーー、ここって空港?
手荷物はチェックされるは、探知機を通されるは、なかったのは眼の探知機だけだったか。
どーなっているの?
トム・ハンクスとメグ・ライアンの映画「めぐり逢えたら・Sleepless in Seattle」、
その前のケイリー・グラントとデボラ・カーの映画「めぐり逢い」のイメージで出掛けたのですが。
意気消沈してしまったかな。
それでもニューヨークの夜景は美しかった!と言いたかったけど、
いろいろなカラーを放つビルが結構あるんですね。
これって目立ちたがり屋さんビル、というイメージで美しいとは言えないナー。
夜ということもありますが、あのクライスラービルはどこに行ったの?
それにしても10時過ぎだというのに、この観光客の多さは何なんだー。
さー、引き上げようか~とエレベーターで降りました。
セキュリティの一環かと思って写された写真も不当な値段で売りつけられ(買いませんでしたが)、
行けども行けどもお土産やさんのコーナーの連続で出口が見つからなーい。
きっと9・11の後にこうなったのでしょうね。
セキュリティの強化はわかる気がしますが、あまりの商魂逞しさにはどうも・・・
今回がニューヨークとはお別れ?と思って出掛けたのでしたが、残念でした。