今日は日本酒です。
お酒は大高のお酒、九平次が冷蔵庫でしっかり冷えています。
九平次といれば思い出があります。
今は亡き中日病院の医院長だった池田先生がお持ちくださったのが、九平次だったのです。
料理教室に通っている生徒さんが中日病院の看護師さんだったことから、
なかなか風邪が治らなくと池田先生に診ていただいていました。
先生に診ていただくと何かすぐ治ってしまうのです。
先生が何度も「伊藤さんの料理を食べてみたい」とおっしゃっていただいていました。
そしてやっと実現した時お持ちくださったのが、九平次だったのです。
「洋食にも合うと評判でヨーロッパで人気のお酒です」と。
又来ていただこうと思っていたのですが。
九平次はちょっとシャンパンを飲んだときの泡を感じる日本酒なんですね。
西洋人にはそこが飲みやすく、受けているのでしょうね。
食卓には鰹のたたき、竹の子と揚げとふきの煮物、卵焼き、知多で買ったあなごの味醂干し、明太子、
そして栃尾の揚げというお酒のおつまみのオンパレード。
日本酒とはいえ、九平次のピリッと感じる泡が、洋風の料理にマッチしているのでしょうね。
今後は、海外にはこういった味わいの日本酒が多くなるかもしれません。
本来の日本酒好き日本人にはまだまだ時間がかかるかも。
個人的には好きですが。