4回目の授業のメニューは? | いとう とみこの美味しいブログ

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イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。

連休明けの授業です。
連休に昔の本を引っ張り出して読んだ夏目漱石「ぼっちゃん」、
それに芥川龍之介の「芋がゆ」など。
昔の本は字が細かい、そしてこちらは目が悪くなっている。
それでも面白いのでどんどん読んでいくうちに・・・
それでも可愛い生徒さんの顔を見れば、元気が出るものです。


今日は豆の料理です。
私は豆をもっともっと食べたい、と教室では言い続けています。

洋風版豆料理というわけです。


昔から営業していたのでしょう、「はっとり」という豆専門店があります。
いや、ありました。
店内はまさに昭和の香りです。
金時豆、いんげん豆、虎豆、あずき、大豆等の豆が大きな木箱にいっぱい入っています。
ビニール袋に入っていないのです。
豆は生きているので紙袋ならいいのですが、ビニール袋では呼吸ができないのです。


計算は大きな玉のそろばん。
嬉しくなっちゃいますよね。


豆は賞味期限は、袋詰めしたときが書いてあるのですって。
だからずっーと保管してあったものだかもしれない。
そんな豆は何時間煮ても柔らかくならない、まったく美味しくないのです。
その点、この「はっとり」の豆はは信用できる。
勿論お正月の黒豆はいつもここで買っていました。


そんな大事な豆屋さんの最後の豆を使った授業です。

豆はたっぷりの水に一晩つけておきます。
それを煮立てアクをすくってから煮る。
「はっとり」の豆は早い時間で煮えます。


煮えたての豆を使っているのですから、美味しい!
その美味しさを生徒さんにわかって欲しいのですね。


4回目のメニューは
*金時豆とマカロニのミートソースグラタン
 牛のミートソースと生クリームがマカロニと豆を旨い!一品にしてくれました。
*豆のサラダ
 煮えたての金時豆の美味しさがよくわかるサラダですね。
*鯛のクロスティーニ
 鯛に塩コンブ等のいろいろな具をバゲットにのせて。




















生徒さんは洋風豆の美味しさをわかってくれたようです。
ただただ喜んで食べるだけ、でもいいのです。
記憶に残りますので。




















生徒さんは食卓を素敵にして、ペロリと食べていましたね。