連休明けの授業です。
連休に昔の本を引っ張り出して読んだ夏目漱石「ぼっちゃん」、
それに芥川龍之介の「芋がゆ」など。
昔の本は字が細かい、そしてこちらは目が悪くなっている。
それでも面白いのでどんどん読んでいくうちに・・・
それでも可愛い生徒さんの顔を見れば、元気が出るものです。
今日は豆の料理です。
私は豆をもっともっと食べたい、と教室では言い続けています。
洋風版豆料理というわけです。
昔から営業していたのでしょう、「はっとり」という豆専門店があります。
いや、ありました。
店内はまさに昭和の香りです。
金時豆、いんげん豆、虎豆、あずき、大豆等の豆が大きな木箱にいっぱい入っています。
ビニール袋に入っていないのです。
豆は生きているので紙袋ならいいのですが、ビニール袋では呼吸ができないのです。
計算は大きな玉のそろばん。
嬉しくなっちゃいますよね。
豆は賞味期限は、袋詰めしたときが書いてあるのですって。
だからずっーと保管してあったものだかもしれない。
そんな豆は何時間煮ても柔らかくならない、まったく美味しくないのです。
その点、この「はっとり」の豆はは信用できる。
勿論お正月の黒豆はいつもここで買っていました。
そんな大事な豆屋さんの最後の豆を使った授業です。
豆はたっぷりの水に一晩つけておきます。
それを煮立てアクをすくってから煮る。
「はっとり」の豆は早い時間で煮えます。
煮えたての豆を使っているのですから、美味しい!
その美味しさを生徒さんにわかって欲しいのですね。
4回目のメニューは
*金時豆とマカロニのミートソースグラタン
牛のミートソースと生クリームがマカロニと豆を旨い!一品にしてくれました。
*豆のサラダ
煮えたての金時豆の美味しさがよくわかるサラダですね。
*鯛のクロスティーニ
鯛に塩コンブ等のいろいろな具をバゲットにのせて。
生徒さんは洋風豆の美味しさをわかってくれたようです。
ただただ喜んで食べるだけ、でもいいのです。
記憶に残りますので。
生徒さんは食卓を素敵にして、ペロリと食べていましたね。