おでんの王様は大根 | いとう とみこの美味しいブログ

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イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。


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ヌカで下ゆでした大根がちょっと柔らめだったので、これ以上煮込みたくない。

そこでだし汁(コンブとかつをと鶏ガラスープ)に一晩浸して味をしみこませた。

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味を染み込ませたい大根、コンニャク、卵を弱火でゆっくり煮込む

練り物はこの後に。

おでんはグツグツ煮立たせないようにするのがコツ。

そのためにもたくさん作ることです。


今年は寒く、なかなか春らしさが感じられない今日この頃です。

冬に一番旨いと感じられる食べ物のひとつは、おでん。

なにしろこの時期の大根は一番。


わが愛する農業法人「光輪」の大根は、有機なので煮えるのが恐ろしく早い。

始めにヌカがお米のとぎ汁で下ゆでする。たった15分だけなのに、もう既に柔らかい。

おでん汁でもう一度煮込むので、ちょっと固めでいいんですが。

ちょっと柔らか過ぎたようです。


おでんの王様は何といっても大根。

大事な大根が軟らかすぎては台無し。

一番気を使いますね。


今年の大根は天候のせいか、真ん中にちょっとかたい部分がある。

さすがの名人も天候にはかなわないということですか。


それでも美味しく、美味しく今年もおでんをいただきました。


あと1ヶ月もしたら旬の大根は手に入らなくなるでしょう。

それまでにあと1回はおでんを作りたいものです。