昨日味噌おでんで有名な「つる軒」に行ってきました。
名古屋では八丁味噌で作る味噌おでんが名物ですが、その中でも
「つる軒」が有名です。どんなものだか食べたいと前々から思っていたのです。
店構えは古いが、しっとりしたもの。気軽に行ける値段ではないのがうなずけます。入るとすでに銅の広口浅鍋におでんのネタが入った味噌ダレ煮えていました。
このおでんだけで、この値段? 始め驚きましたね。口取りもなしだし。
しかし食べ始めると、量の多いこと。鍋族に沈んでいたのですね。里いもは1個、外は全部2個の割り当てだとか。何と大根の大きいこと。優に7~8cmはあるでしょうか。こんにゃく、ふ、牛バラ肉の串、豆腐、これだけだったかしら。しかし一つが大きくて食べきれません、勿論完食した人もいますよ。
肉もきれいに四角に切られ、いい具合の柔らかさになっている。すべてが丁寧、
サービスもいい。
最後に茹で卵が出てきた。この食べ方で怒られた人は沢山いるという有名な卵です。この卵が一番美味しかった。新鮮でいい卵を使って、細心の注意を払ってゆでたのでしょう。茹で加減が絶妙。その卵を煮詰まって鍋に入れ、ドロドロになった味噌をまぶし、ご飯に入れ、味噌をかけて食べる。前の店主が卵の食べ方に、こだわった訳がわかります。
初めおでんで¥7,000と聞いて驚きましたが納得しました。
但し全部食べられなかったのが残念。女の人はそんな人が多いとか。
もっと1個の量を小さくして、余計なことかも知れませんが、いろいろの種類がある方が何回も行きたくなると思うのですが。