鶏ガラたちも長時間煮込まれてクタンクタン、玉ねぎもブヨンブヨン
”鶏もも肉とトウガンの煮込み” 枝豆を彩りに入れるとアクセントになります
台風12号は紀伊半島に甚大な水害をもたらしました。
最近日本は自然の神様から恨まれているのか、災害が大き過ぎます。
名古屋は台風一過で涼しくなりました。
鶏ガラスープがとうに無くなっていたのですが、あの名古屋の暑さでは作る気が起きず我慢していました。
わが家は化学調味料を使わないので、鶏ガラスープは欠かせないのです。
中華に、イタリアンに、日本料理に、鍋に、ラーメンにと。
ちょっと涼しくなったので、早速作りました。
前もって注文してあった名古屋コーチンのガラは、朝一番に取りに行ってきました。
CDを聴きながら作業開始。
15羽のガラの付着している脂、肝、皮をきれいに取り外すのに1時間。
それから大鍋にいっぱいに入れた水と沸騰させ、アクと脂を丁寧に取りながら
煮込むこと4~5時間、その頃には鍋の水分(ガラ)が半量になっています。
途中有機の玉ねぎとにんじんを入れます。難しいのは火加減、グラグラ煮立っていてもダメだし、弱すぎても美味しくできませんよ。
最近のガスコンロ、火事防止のため勝手に消えちゃうんです。ピーというからわかるというものの、油断ができない。
「火の始末ぐらい自分でやりますから、勘弁してください」ですよね。
もし知らずにいたら、折角のスープが台無しになってしまうんですよ。
ですから火のすぐ傍に張り付いていなければいけないんです。
1日かかっているんですから、火が消えたために失敗したらどうしてくれるんですか。
わが家のガス台は4つ口なんですが、一番おおきな1口だけがその装置がついています。火力が強いので装置付きで作るんですが。
今買うガス台は全口装置付きなんですって。気が狂いそう。
夕方、出来立てホヤホヤの濃厚だが、すっきり爽やかな鶏ガラスープができました。
夕食に”鶏もも肉とトウガンの煮込み”を作りました。
1歳半の孫はスープがしっかりしみ込んだトウガンに夢中になっていました。
トマトソースを少し加えて、洋風にしてみました。