やっとマーマレードに取り組めました | いとう とみこの美味しいブログ

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いとう とみこのブログ 甘夏の絞った後の果肉を美味しそう

に食べている、七菜ちゃんとゆめちゃん。有機は果肉も種も美味しい。食べてな

いのは袋くらい。そこまでたべてもらった夏みかんは幸せ?


やっと春になりました。いや急に初夏になってしまった感じです。

春になるとわが家の「一年に一度の作りだめ」のひとつ、マーマレード作りが始まります。材料になる今年の甘夏みかんが手に入りました。ビックリするほど値段が高かったけれど。その甲斐あってか、甘くて酸っぱくって、有機独特の濃い味です。これで作って美味しくないはずがない。

私のマーマレード作りは、かれこれ20年くらいになります。始めから無農薬の甘夏(知多半島には家庭でもたくさん甘夏がなっている)が手に入ったので作ったというわけです。始めのうちは、味はいいけど昨年はシャビシャビ、今年は固めと、安定していなかったですね。なにしろ甘さに、水あめなんか使わないで砂糖だけなので難しいのです。それに一年に一度しか作らないので、忘れてしまって。

十年くらいかかりましたか、自信ある作品?に安定したのは。


マーマレードの作り方

無農薬の甘夏(皮を使うので)の果汁を絞り、皮は細切りにする。

細切りにした皮を3度ほど、水を換えてきれいに洗い、水を足した果汁に一晩つけておく。

翌日それを柔らかく煮、砂糖を入れさらに煮る。

なんだか簡単そうだけど、水分と砂糖の量とか、煮る時間とか、かなり真剣に取り組んでいるんです。

翌日煮沸消毒をする。


というわけで3日かかるのですね。

このマーマレードを楽しみに待ってくれている孫のたいちゃん達、生徒さん、その他たくさんいるんです。

何しろ買ったマーマレードとはまったく違った味なんですから。すごく濃い。マーマレードが好きな人は驚きますねー。

私自身がマーマレードが好きということもありますが、待っている人がいると、大変でも作る気持ちも出るものですね。


これでちょっとほっとしています。