今が一番”切干大根” | いとう とみこの美味しいブログ

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いとう とみこのブログ 完成間際の切干大根です

この時期の大根は瑞々しい。私のブログで何度も書いている農業法人「光輪」の大根は本当に素晴しい。包丁で切っていると水がジワーと滲み出、優しい甘さがたまらない。収穫の知らせを聞くと飛んで行って、大量におでんを作るんです。一年待ちに待ったお楽しみの時。

そして今、切干大根にしておく絶好の時期、太目の短冊切りにして大ザルにばらして天日干しにする。4日も陽にあてると完全に乾燥して、びっくりするほど少なくなる。ビタミンDたっぷりの無漂白の自然食品。ビニール袋に入れ冷蔵庫で保管しておけば、翌年まで煮物に味噌汁にと重宝できますよ。



以前、大根の頂き物が冷蔵庫を占めて困っていた。そこで切干大根にして小さくしようとしたのが、切干大根作りのきっかけでした。生憎朝から雨が降っていた。翌日も翌々日も雨。せっかくの大根は黄色くなり、嫌な臭いを発して腐ってしまった。

そのことを美容院で話したら、美容師のI氏、

「伊藤さん、そういうことは天気予報を確かめてからやらないと」と言われた。ナルホド! 自分の都合ばかりが頭にいっぱいで、お天気の具合など全く眼中に無かったのを後悔。あれ以来、切干大根作りは天気予報を確認してから始めています。

写真の大ザルは大根2本分。後1日干したいのですが、今日は雪がちらほらの天気。あんなにいっぱいあった大根もこんなに少しになりました。自分で作った切干は本当に美味しいよ。

水で戻してサラダにすると、シャキシャキ感が素晴しい。有機の大根だとシャキシャキもさらに心地良いんです。

日本の土壌は素晴しいんです。大根だけでなく、ごぼうに山芋にねぎににんじん、サツマイモ、それに里芋。今が時期の体を温めてくれる根菜類をたくさん食べましょう。