明けましておめでとうございます | いとう とみこの美味しいブログ

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イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。


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今年も娘がきれいにt詰めました

 黒豆,鶏の照り焼き、数の子、牛肉のゴボウ巻き、とこぶし

 ぶりの粕漬け、出し巻き卵、蒲鉾、まなす、田作り

 お煮しめ   

元旦の朝はいつもと同じ朝なのに、何やら気持ちが違うのです。

のんびり、ゆったりとした余裕がある朝になるから不思議なものです。

わが家のお正月の朝は、お雑煮だけ。

随分前のことになります。

関東に育った私は義母が作ってくれた名古屋風、もち菜だけのお雑煮にいたく感激

したんです。「ご馳走は他にいろいろある。お雑煮はシンプルがいい。それもこの時期不足しがちな青野菜がたっぷりとれる」と。

それからはずーっとこのもち菜のお雑煮。

でも最近、スーパーでは正月菜と称して、もち菜ではなく小松菜を売っていることが多いのです。もち菜は煮崩れないというか、ドロドロにならないというか、長く煮るのに向いている葉物野菜なのです。

わが家は暮に鍋いっぱいのコンブと鰹節のダシを作っておき、もち菜も食べやすい大きさに切って、すぐ作れるようにしておきます。

吸い物の味にした汁にもち菜を入れ、ちょっと柔らかめに煮、そこに焼餅を入れ、ちょっと煮てでき上がり。柚子の皮と焼きのりを散らしてというお雑煮です。

義母のお餅を焼かない、ドロドロになった雑煮とは違っていますが。

ということで、暮はもち菜を売っている店を探すのが一苦労になってきました。

昨年知多に行けば、もち菜は沢山あるだろうと思っていたのですが、どこも小松菜ばかり。お正月が過ぎればもち菜の需要がなくなるから、栽培しなくなってしまったのでしょうか。


今年も黒豆がうまくいきました。なにしろ28日の夜に水につけることから始まるという時間のかかるもの。翌日6時間ぐらいかかったでしょうか。紙の落し蓋をして、

お湯をたしながらゆっくり、ゆっくり柔らかくするのに。

そして30日に甘味をつけてそのまま味を含ませる。

私にとっては失敗が許されない黒豆が一番神経を使うおせちです。


今年は10ヶ月の結萌(ゆめ)ちゃんが熱を出してしまったので、娘とわが家でおせちをつくることができずでしたが、娘が家で”出し巻き卵””お煮しめ””なます”を作ってくれました。わが娘ながら上手にできていたので感心しました(親ばかですか?)。

親ばかついでに言わせていただくと、お赤飯も作って来ました。

これが一番好評だったようです。

熱を出している子供を抱えながら作ってくれたことに、感慨深いものがありました。

おせち料理は必ず作るということが、定着したことになるからでしょうか。