昨日今年のお疲れ様ということで、夫とかねてより行きたかった池下にあるイタリアン「Osteria Liu」に行ってきました。
オステリアとはレストランとしてトラットリアとリストランテの間のようです。
とても体の大きなシェフで、アラカルトにハーフサイズがあるというのがうなずけます。体の太い人のディッシュは大抵量があり、細い人は小盛りの傾向がありますので。
(わがレストランでは、サイズの小さい私なのですが大盛りです。足りないより残していただいてもと思ってのことなのですが、ほとんど残ったことがありません)
コースが¥6,500とありましたが、今回はアラカルトにしました。
少食の私を考慮して、アペタイザーのハーフサイズを2品、普通サイズのパスタを1品、メインのハーフサイズを2品ということにしました。
美味しかったのをご紹介します。
アペタイザー 「ホタテのカルパッチョ」に山菜の”うるい”というちょっとほろ苦い野菜の食感がとてもよく、黒トリフのドレッシングととてもマッチしていて美味。
パスタ イカ墨を練りこんだパスタにこんもり盛ったウニ、リッチな味わいでした。
メイン アンコウと一緒に炒めたるは、きくいも。このきくいも恵那辺りでは味噌漬けにしているコリコリとした、形がショウガに似た根菜類。イタリアでもきくいもと同じなのがあるそうです。
日本のごく一部しか栽培していないきくいもが、イタリアにあるとは面白いですね。
カウンターに座っていたので、シェフと話が出来ラッキーでした。とても気さくな方。
6年間のイタリア修業ということもあって、これぞイタリアという料理で、素晴しい。
ワインもお値打ち、我々は¥5,000のワインにグラッパ1杯とデザート1品で
¥17,000ちょっと。料金的にも味もいい、人気のレストランというのが頷けます。
100点満点の90点かな。