この連休23~25日、久しぶり東京に行ってきました。
もう40年以上も通っている「三崎 よしだ」が代々木公園の方に移るというので、お祝いがてら今年初のふぐを食べに行ってきたというわけです。
40年も昔の話、渋谷の東急デパートの傍にあった「三崎 よしだ」はいつも超満員。
アワビ、ササエの大きいこと、新鮮なこと。思いっきり新鮮な魚のオンパレードの店。
3品くらいでお腹がいっぱいになっちゃうという盛りのいい店。
魚が大好きというおいちゃんはいい顔していたなあ。
我々は名古屋に移り、店は随分前から2代目に替わったけれど、
ことある度に食べに行くのを楽しみにしている。
ふぐの盛りもうれしくなるんですね。
ふぐの本場知多半島でもふぐのお刺身、テッサは小盛りでいつも不満足。
その点「三崎 よしだ」のテッサは満足のいくものです。
今回は天然ものだったので、養殖とはシコシコ感が違っていた。
もう1日の夕食
どこにしようかと迷ったけれど、片岡護氏の「アルポルト」に。
「片岡護のイタリア小皿料理」という本に片岡氏が書いてくださったサインの日付は昭和62・3・27.
当時評判を聞いて名古屋から食べに行ったんです。
少量の料理が何皿も出るスタイルで、その料理の美味しいこと。上品なこと。
すっかり彼氏のファンになり、店に置いてあった本を購入(¥3,800)し、サインをしていただいたというわけです。
私のイタリア料理はどなたかに教わったということのない家庭料理ですが、
片岡氏の本と味は、おおいに参考になったものです。
それからの大イタリアブームで、彼氏も有名になりということです。
有名になると、とかく料理の方はお留守になるというのが定番ですが。。。
今回は片岡氏自らお迎えしてくださり、席までご挨拶にいらっしゃるという
ご丁寧な対応。
料理のほうは、¥7,980、¥9、870、¥12,600とある。
夫は¥12,600を、私は ¥7,980をオーダー。
私の“野菜のテリーヌ”、“たこのトマトソースパスタ”が美味しかったなー。
夫の“ウニのゼリー寄せ”のまったりとしたウニとコンソメゼリーのハーモニーには唸りましたね。これは定番メニューとのこと。うなずけます。
片岡氏のコンソメは何せ絶品ですから。
お高い夫のコースは、片岡氏お得意の高級食材を使い、美しく、上品な味に仕上げています。
前に食べたときより、よりフランス料理に近くなっていると感じました。
美味しかったですーー。