昨日はブルーノートでケイコ・リーのライブを聴いて、それから食事。
ケイコ・リーはライブハウス、ラブリーで何回か聴いてはいたが、クラブとしては初めて。
彼女の歌が好きかどうかは個人のかってなので、おいといてと。
客席側からドレスを着たケイコが、エスコートされながらシャナリ、シャナリと登場。
この衣装がいい。足が長く、きゃしゃなボディ、それを包んでる衣装がカッコイーければ、言うことなし。2着目のタキシード姿もいい。女っぽく素敵にアレンジした男スタイル。長身の彼女ならではの着こなし、女性のファンが多いのもうなずける。
しかしブルーノートはミュージックチャージがちーっと高いからか、圧倒的に年配の男性ファンが多い。我らがお隣さんは某デパートの社長さんだったか会長だったかで、素敵な年配の男性といらしっていた。
やっぱり『いい女』は得だ。
しかし『いい女』はなかなかいないものです。私の知っているジャズ歌手でいい女で浮かんできたのは笠井紀美子(ケメ)。
もう40年位前になるかな。CBSソニーレコード(現SME)の専属アーティストだったのは。わがダンナはジャズのディレクター、彼女のレコードを何枚か作っていた(因みに私はプロモーションの仕事していたのだが)。
ケメのダンナでドラマーのヒロシやベースのチンさんを含めよくハングアウトしていたっけ。
ケメはいい女だった。舞台に立つと独特の表情で、独特の雰囲気を醸し出す。
中年の男性は皆コロリでしたね。
ケイコ・リーの素敵な余韻を噛みしめながら向かった先の料理屋さんが
新栄町の「おっこん」。
評判の高い、いつも満員の高級居酒屋?さん。
カウンター席の前には作りおき、創作料理の大皿の数、ざっと数えて50品。
うれしくなっちゃいます。何をオーダーしていいのやら。
我々が注文したのは
* トウガンと蟹のあんかけ
* しめ鯖
* 白子の柚子蒸し
* アンコウの肝
* 鳥貝とねぎのヌタ
それにビールそれぞれ1杯、私はヒレ酒2杯(ふぐのヒレがうれしくなるほど香ばしく、たくさん入っている)、ダンナはキープしてあった焼酎。
ブルーノートでちょっとつまんでいるので少なめのオーダーだったが、皆それぞれ美味しかった。
それで¥9,700 お値打ちですよね。
気に入りました。また行こーっと。
昨今は大手の居酒屋さんが、大手を振って、いたるところに店構えしているけれど、
個人的にはドーモ苦手です。そして昔のお父さんとお母さんの居酒屋さんがどんどんなくなっているのは、悲しいことです。
作り手の顔の見える居酒屋さんに戻って欲しいものです。