昨日ちょっと嬉しく感じたことがありました。
私はイタリア料理を始めて37年になります。ニューヨークのレストランでイタリア料理を食べて大感激したのがきっかけです。テイストがぴったり合ったのでしょう。夫からの影響もありましたが。
日本に帰って、何度も作りました。東京のレストランに行ったり、本(当時はプロ用)を頼りに作ってみたりの試行錯誤。どなたかに教わっていないのですが、自然食や有機野菜を使った私流のさっぱりしたイタリア料理になっていきました。
18年前からイタリア家庭料理教室を始めるようになると、この教室をそのまま料理本にしようと思いたちました。イラスト入りで。
プロ用の本で作っていると、ちょっとわからない所に出合うのです。これがイラストだったら分かりやすいのにという体験からです。10年前探し求めていたイラストレイター、それにデザイナー、カメラマンとの本作りは大変でしたが、すごく楽しいものでした。2冊目は5年前に作りました。教室の生徒さんが、いろいろ質問してくれるので「そんなこともわからないんだー」と2冊目にはイラストの他に細かい写真も載せて、ものすごく作る人には親切な本だと自負しています。
その本が娘が初めて伺った先で、思いがけず置いてあり、そのバーベキューパーティーでもその本から何品か作られて、とても美味しかったとのこと。奥様が「いつも愛用しています。とても作り易くって、重宝しています」とおっしゃっていたとのこと。そんなことを聞くととてもうれしんですね。
私の料理本は大皿料理が多く、そんなパーティーにぴったりなんです。わが家での来客には必ずというレシピの集合本です(興味のある方はHPをご覧下さい)。
只今3冊目を進行中。