直しているつもりだけど壊しているのかもしれない。 -14ページ目

直しているつもりだけど壊しているのかもしれない。

ハーレーに乗り始めて15年経ちました。

8/27の記事(元記事

見出し:カンパニー、カンザスシティへの展開を検討中

カンパニーのスポークスマン、ボブ・クレインによる先の金曜日の発表によると、カンザスシティが工場の移転先の候補のうちのひとつであるとの事。

具体的にどの都市が、もしくは何個の都市が候補として残っているかの名言は避けたものの、組合のリーダーが組合員に対してレターにて明かしている為、カンザスシティに関しては、その通りだと答えた。

ミルウォーキーのオペレーションは創業から107年間経つが、組合がコスト削減の提案に合意しない場合は、他の州へ生産と1630の仕事を移管するとカンパニーは宣言している。


8/29の記事(元記事

見出し:カンパニー、さらに多くの仕事をヨークカウンティ(郡)に移転することを検討

既にコスト改善の一環として労働条件の更改を飲んだヨーク工場ですが、ミルウォーキーの仕事をこちらに持ってくるという話もでているようです。


元記事の内容ではありませんが、ここまでミルウォーキーが叩かれているのを見ると、この地域の賃率はかなり高くなっているのではないでしょうか。

2009年に破綻したGMの場合は、労働組合が強すぎて給料や福利厚生がお手盛り状態になり、単純な組み立て労働者でも1000万円プレイヤーが沢山いたと聞いていますので、HD社の場合もそうなのかも知れません。

数年前の記憶なので今は正しくないかもしれませんが、単純労働者の初任給(月給)が中国の場合5万円、メキシコの場合7万円で、そこそこの組み立て作業は出来ますから、さすがに高品質を誇るハーレーの品質管理ができるかどうか懸念はあるものの、やはり比べるとどうしても価格競争力が無い。


元記事の内容に戻りますが、

ミルウォーキーの生産をカンザスシティに、カンザスシティの生産をヨークに、と玉突き移管をするのでは、とまことしやかに囁かれています。

それぞれの工場で現在何を生産しているか、ですが、


・ヨーク・・・ツアラーおよびソフテイルの最終組み立て

・カンザス・・・V-RODのパワートレイン(エンジン・ミッション周り)およびスポ、ダイナ、V-RODの最終組み立て

・メノモニーフォールズ(ミルウォーキー近郊)・・・ビッグツインのパワートレイン、およびパーツ&アクセサリー

・トマホーク・・・ツアラーの外装、FRPパーツなど

・・・あれっ?スポのエンジンはどこで作っているんだろう。後で調べておきます。


三地域の位置関係は下記の通り。
冬眠鉄馬


9/4の記事(元記事

見出し:将来のウィスコンシンでのモーターサイクルの生産について労働組合員の投票が行われる

記事が長いので割愛しますが、来る9/13月曜日にカンパニーからの提案を飲むかどうかの投票が行われるとの事。

カンパニーからの提案は9/8までに行われ、ミルウォーキーにいる1400の従業員とトマホークにいる325の従業員が対象になります。


・・・長くなって来たのでここで一回締めます。

ようやく最近の陽気も一段落し、リア周りイヂリますか、と意気込んでみましたが、そう言えば適当なジャッキ持って居なかったな、と言うことに気づきました。

結婚前は会社の寮生活だったので駐輪場の支柱にラチェットベルトを引っ掛けて吊る、なんて事もしていたのですが、やっぱりきちんとしたものを買おうと決めました。


一般のバイク用として売られているものは最低高が95mmくらいのが多く、車高低くしているハーレーの下には入りません。

私のHDも測定してみましたが、80mm前後でした。

北川さんでもハーレー専用が売っているのですが、最低高85mmで微妙にアウト。

http://www.kitagawa-s.com/Tool/Jack/Jack.htm


ほんで、ヤフオクを物色していたのですが、北川さんのと同様のものを自作している方が複数いらっしゃるらしく、最低高75mmと言うのを見つけました。

65mmと言うのがあったのですが、価格が若干高く、私のは75mmあれば十分なので、これを落札。

4500円でした。北川さんのは24800円ですので、20000円も浮いたことになります。


さて、ジャッキ到着しました。手作り感が漂いますが、使えればOKでしょう。

冬眠鉄馬


サイドスタンド分傾けていると入りません。車体を垂直に立てて、かろうじて入ります。
冬眠鉄馬


冬眠鉄馬


ジャッキアップしたところ。さて、レストア頑張りますか。
冬眠鉄馬

最近のうだる暑さで、全然手をつける気にもなれず、折角の盆休みもほとんど長男(小一)のオフロードの付き添いか庭いじりしかやっていなかったんですが、ボチボチレストアにも手をつけなきゃなぁ・・・と言うことで、非常に軽~くですが、弄りました。


ライトの交換、と言うかハウジングは変えないんですけど、シールドビームを今で言う一般的なハロゲン球に替えました。


右が今までついていたシールドビーム、左が先月の米国出張の際に仕入れて来たもの。

24ドルです。

冬眠鉄馬


こんな感じでH4バルブが収まっています。

冬眠鉄馬


分解したところ。
冬眠鉄馬


シールドビームの方が古き良き時代のテイストがある気もするのですが、今回交換した理由のひとつが光量です。

H4バルブは60/55W, 片やシールドビームは50/35Wですんで。

冬眠鉄馬


あ・・・肝心な装着写真撮るの忘れた。


明日もまた長男のオフロードのお付き合いです。

ちなみに2年前にHD社がMV アグスタを買収した時は109百万ドル(約100億円)を支払ったのですが、今回の売却では3ユーロ(約330円)だそうです。

持ち続けて負債を累積するよりは、ただ同然で売り払った方が良いという判断でしょうか。

ビューエルのように畳むという判断もあったのでしょうが、そうさせなかったのはMVアグスタの歴史でしょうか。