先に動画だけ貼り付けちゃいました。
動画の内容は前にも走り書きで触れていたのとほぼ同じです。
意訳すると数億円規模の原価改善が出来ないのであれば、ウィスコンシンにある本社以外の製造機能を他のロケーションに移管する案が4月ごろ浮上していますが、そのアップデートです。
それと言うのもウィスコンシンでの労働者の賃金が高すぎて、経営を圧迫しているため。
同様の話はヨーク工場でもあったことは以前触れましたが、こちらは大幅な人員カットと賃金の見直しを条件に工場自体は存続する方向で決定しています。
ちなみに賃金の問題では同様にミラービールがクアーズとの合弁を機に2008年に本社をクローズし、シカゴに移動しています。
この動画は現地時間昨日(8/4)のニュースなのですが、遡る事7/20にカンパニーは組合との話し合いを申し入れています。
この日、状況とは裏腹にカンパニーは利益増の発表をしていますが、これはヨーク工場の人員カットをしたからであり、実際の売上自体は大幅に落ち込んでいるとの事。
要は引き続き人員カットなどの合理化を行わないと、すぐに赤字に再転落するのは目に見えているので、次に着手すべきはミルウォーキーの工場だ、と言う話の展開のようです。
日系メーカーのようにメイド・イン・タイのハーレーが登場する日が来るのでしょうか?