ヒトリゴト ~渦巻く心編~見つめ合って食べる一つのおにぎりには美味しさの他にも喜びも楽しさもぎっしりと詰め込まれている事僕は誰よりもよく知っているよだってさ一人で頬張る焼き肉の不味さと埋まらない空腹感をある日の僕は知ってしまったからね空腹だけを満たされた心は同時に精神も消化してゆくみたいに午後のひと時に弛む心が溶け出してゆく
[ 幻想巡り ]夜明けに目覚め倦み靄の霞みと朝陽視界惑わされて…綴る光と影空の彼方へと伸ばした手の平微笑む幻想に空を切る届けた約束の日あの日に掛けた鍵は今もまだ…これからもずっとずっと…この胸にしまっているから心配しないで心配しないで… 。
月は煌めきまだ絶頂を迎える遠く前の輝きに冷たく艶やかな空をこの町から見上げているいつものこの場所には落ち葉の降る音と川のせせらぎと虫の声が秋を寂しむ様に切なく響いている風にそよぐ実も葉も寂しそうにただ揺れているだけ名前も無いこの時間が月に照らされたこと此処に記せば少しだけほんの少しだけかも知れないけれど前に進める気がしたんだ今夜も火照った体冷えたのを待ってからまたゆっくりと歩き出すそんなこの夜がキミの見上げる空に繋がっていると…そう 信じている…風が冷たくなったこの季節風邪など召されませぬように…切に願うばかりだ… 。