まだ絶頂を迎える遠く前の輝きに
冷たく艶やかな空を
この町から見上げている
いつものこの場所には
落ち葉の降る音と
川のせせらぎと
虫の声が
秋を寂しむ様に
切なく響いている
風にそよぐ実も葉も
寂しそうにただ揺れているだけ
名前も無いこの時間が
月に照らされたこと此処に記せば
少しだけ
ほんの少しだけかも知れないけれど
前に進める気がしたんだ
今夜も火照った体
冷えたのを待ってから
またゆっくりと歩き出す
そんなこの夜がキミの見上げる空に繋がっていると…
そう 信じている…
風が冷たくなったこの季節
風邪など召されませぬように…
切に願うばかりだ…
。
