7/12

後期7回目

⑬美と健康

⑭呼吸器・排泄器

 

 

※この日は動画配信にて受講

 

 

 

美と健康

健康を見つめてみる

・WHO(世界保健機構)の「健康の定義」

 

健康とは

身体的・精神的・スピリチュアルに社会的に完全に良好な動的状態であり、

たんに病気、あるいは虚弱でないことではない

 

※スピリチュアル(霊的)健康について定義に加える際否定的な意見もあったが

霊的健康とは人間の奥にあるものであり、人格に関わるものである

体だけ、精神的だけじゃなく健康とは「根幹」から見つめる必要がある

(スピリチュアル的な部分を含めて)

 

動的(dynamic)の意味

「健康」の概念はとても奥深いものであり、簡単に説明できるものでもない

健全な精神性

健全な身体性

健全な社会性

健全な人格性(スピリチュアル)

この4つが連携し、健康を支えている

 

体の病気であっても

心の病気であっても

人は社会(家族や周りの人)の支えであったり

自分自身の人格によって支えられている

支えることができる。

 

どこかが駄目だから全部駄目、ではなく

バランスを取っていることが「健康」には大事なこと

 

ライフ(生きていること)は漠然としているが…

3つの要素

Lifeとは

・生命を保つ

・生活をすること

・その生きていることを「見つめること」

 

この3つの質を高めることで

「Wellness・輝くように生き生きしている状態」に近づく

 

Wellnessへの道には

このライフの質を高めるための

「能力を鍛えること=人間力」が必要となる。

 

 

 

ミドルエイジ以降の女性の健康

高齢化、高寿命化におけるライフスパンの変化が更に大きくなっている

(女性ホルモンの年齢による変化とともに、

人生における家族関係や生活環境が同時に変化していく)

●人生後半を「おつり」や「余り物」として捉えない

●健康への留意は大切だが、

体の老化現象と過剰に戦わないことの重要性を知る

●この年代だからこそ本当の人間に近づき

最も充実した時間を過ごせる

(あちこち痛かったり、物忘れが多くても良い!)

 

※ヨーロッパの人たちの中ではこちらが常識

日本の場合

男性からの観点も影響があるが、

「とにかく若い女性が良い」といううすっぺらい美と健康へ常識が

老化を悪と捉えることへ拍車をかけているのではないか?

 

・一生続くストレス要因

辛い現実だがストレス要因が無くなることは生涯決してない

その真実を背負い受け止めながら生き進むことの覚悟が必要

「覚悟が救いとなる」

 

・年齢を重ねることでより洗練された美意識となっていく

見た目だけの薄っぺらな「美と健康」ではなくより

充実し、より深い美と健康への意識を高められる

 

・若い頃の義務的な勉強じゃなく、

自分を充実させ生きていくことに直結する学びを得られる

そしてこれらを次世代にフィードバックさせる

 

 

美とは?

●美とは自分自身にも、そして自分以外に接した人にも

「心の快感」をもたらすもの

●動作、語り、目線など心に響くエレガントさ、そしてバランスの良さ等

全体に広がるもの

●「美に半分はない」(ヴィクトル・ユーゴー レ・ミゼラブルの作者で100年以上前のフランス作家の言葉)

美とはこれらが一体になったものである、という意味

 

女性の美意識

現代の映像から作り出される「美」

外見のみに偏った美の主流

この文化に飲み込まれ

いかに若くみえるのか、体型や老化を隠すことに美は象徴されている日本

 

本当の知性が生み出す美へ

日本の文化と知性が生み出した「美」の局地とは

「粋(いき)」である。

 

 

 

日本人の美意識「粋」とは

粋とは主に江戸の文化

(心意気からの思考)

 

粋とは生まれながらのセンスのよさ、

などではなく

多くの苦や矛盾を感じ取った人が

自分と世界を冷静に見つめ覚悟を持って生き始めた結果

※粋という日本独自の美意識を定めた人・九鬼周造。

日本の美を哲学的に考えた

 

九鬼が上げた3つの要素(粋)を3つにまとめたもの

粋の現代的な意味

1 媚態(色気)

性意識と別の視点を持って異性を意識すること

 

2 諦念(しがみつかず、執着しないこと)

なんとか今の現状を維持したい、という思いと

全てのものは変化する、という諸行無常

(万物はいつも流転(るてん)し、変化・消滅がたえないこと)

の二面性を持って生き抜くこと。

執着いっぱいの自分を手放すこと。

 

3 意気地

被害者のように生きない

誰かのせいにしない

自分の人生は自分で生きること

 

 

 

これら「粋」は

挫折、絶望、失望などを経験し

そこから自分の人生を見つめた経験がないと

なかなか身につかないものかもしれない…。

(ミドルエイジ以降じゃないと人生経験の観点から難しい)

 

※ちなみに…粋の反対語は「野暮」だそうです!(自分調べ)

日本人が生み出した美意識「粋」な人生を歩みたいですね。

追記

「粋」という言葉に何故か非常に興味が沸き、

九鬼周造さんを検索してみたのですが…

余りにも高度な文章が沢山出てきて解読不可能でした涙

そこでとてもわかりやすく(おもしろく)記事にしてくださっている

クリエイティブディレクターの岩本薫さんを見つけたので

備忘録としてここに貼っておきます。

 

 

 
粋って奥が深い…。
(岩本さん、ありがとうございます涙)
 

 

呼吸器・排泄器

○呼吸器

呼吸器で行われていることは「ガス交換」

体内で燃えた酸素は二酸化炭素を出し、それを呼吸によって吐き出す、吸う、を繰り返している。

 

鼻腔(大きな部屋)から咽頭、喉頭(食道と気管の分かれ目)、気管、気管支に繋がり

最終的には「肺胞」という小さな部屋で血液とガス交換を行う

この肺胞は数億個もあり、これらを伸縮させる大きな部屋が「肺」

 

○肺の構造

一回に交換できるガスの量は限られる

・正常で3~5秒に一回、運動時は0.5~1秒に一回

 

この命令は脳幹の下にある延髄にある呼吸中枢より出される

 

呼吸中枢から出された司令は

肋間筋(肉の部位でいうとリブ)

横隔膜の2つの随意筋により

肺を収縮させ呼吸する

 

 

○呼吸の働きは大きく2つの作用によるもの

・内呼吸 末梢神経と各細胞間で行われる

・外呼吸 血液と外気の間で行われる

 

○呼吸運動

肺自体、伸縮能力がない

(肺はふにゃふにゃの厚いビニールのような形状)

・胸式呼吸

肺を支える肋骨を持ち上げて空気を入れる(肋骨を上下させる)

 

・腹式呼吸

胸部と腹部を区切る横隔膜を上下させ肺を伸縮。

 

※ちなみに横隔膜が痙攣すると「しゃっくり」が出る。

しゃっくりを止めるのに効果的なのは

「気をそらす」ことと、「息を止める(固定)」こと。

 

○喉頭部の構造

喉の前側は気管、奥側は食道。

呼吸時、肺と喉頭部をつないでいるので食道に支障なし

飲食時、気管を閉じて食道のみ開口。

 

この作用を「嚥下作用」という

※とても複雑で高度な作用

むせたり、誤嚥事故、誤嚥性肺炎は嚥下作用が徹底できてないと起こる。

 

○呼吸の哲学

日本人の「気」の実感(元気、気力など呼吸の気)

宇宙のエネルギーを取り込んでいるとも考えられる

随意運動でもあり、不随意運動でもあり、両方にまたがる「呼吸」

深い精神性への入り口(呼吸で自律神経を整えることができる)

過呼吸は二酸化炭素が極端に減ることで起こり

酸素と二酸化炭素の出入りのバランスが崩れる

 

Q 瞑想や呼吸法ではなぜ腹式呼吸になるのか?

A 胸式呼吸の場合、肩が持ち上がり、肩甲骨が動くことにより気持ちを落ち着けることが難しい。

腹式呼吸の場合それらがないため、深いリラックスへとつながるから。

 

 

 

 

 

○泌尿器系

尿の排泄(働き)とは

全身の新陳代謝、体内の不要物を血液が運び

これらを分離し尿として排出してくれる。

 

泌尿器系は

腎臓、尿管、膀胱、尿道と繋がっている

 

腎臓は老廃物を濾し取るフィルターの役目。

(腎臓内にあるネフロンという組織は左右で約200万個存在)

 

ネフロンは腎小体で多くの成分を分離

尿細管を流れるうちに有効成分は血管へ回収

必要な成分のみ尿とし腎盂に集める

これらが尿管へ繋がり膀胱へ蓄えられる

(尿の量は1日約1.5~2㍑。

原尿と呼ばれるものは体内で循環を含めた総量で1日約200㍑にもなる)

 

腎臓の病気は血尿、たんぱく尿、むくみ等。

※ちなみに糖尿病は腎臓の病気ではなく血糖値が原因。

 

○尿道

女性は3~4センチと短く、尿路感染しやすい。(膀胱炎)

※膀胱炎の発症原因は様々で、ストレスや環境変化でもなりやすい。

菌だけが原因ではない場合も。

男性は10~15センチと長く、前立腺肥大による排尿困難を起こしやすい。

 

・排尿のコントロール

不随意系

意思で動かせるものではなく、膀胱出口の「内尿道括約筋」に支配される

(この筋がギュッと出口を締めている)

 

随意系

意思である程度コントロールでき、「外尿道括約筋」に支配される

(尿を排出する際、自ら動かせる)

 

・失禁

女性の多い

括約筋の能力低下により起こる

 

・頻尿

加齢により膀胱が固くなり尿を貯めておけなくなる

頻尿とは通常日中に8回以上排尿が合った場合を指す

高齢化すると夜間頻尿も。

 

 

尿は全身の健康状態を把握するのに極めて重要なものであり、

排尿は全身の器官、細胞に直結した大切な働きをしているもの

排便は消化器系の正常な働きの結果起こるもの。

 

排泄(排泄物)とは決して不要で不潔なものではなく、

価値のあるものである。

排泄は、自分の内側に宇宙が広がっていること、

それを自身で知る機会でもある

 

 

 

 

 

 

次回7/26へ続く

 

 

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