昨日は私にとって大切な本の中の一冊と出会ったお話から
それにまつわることを書きましたが、
(そのお話は→ コチラ )
この数日おもしろいほど当時の忘れていたことを思い出します。
(今日はちょっと長くなりました。メインのメッセージは後半です。)
そもそも結婚している39歳(当時)が、
子供の頃からの夢を叶えた仕事を辞めて
3ヶ月弱の留学に行くこと自体、
我ながら予定外でした。
元々留学しようなんて全く思ってもなく、
いつものように旅行に行こうかなと思ったのが始まりでした。
その頃の私は手放したくても手放せないものがあり、
生きることが辛く精神的にも肉体的にも限界が来ていました。
そんな中、表面的には元気そうな私は
2011年のお正月休みにいつものように、
次はエジプトかチュニジアに行きたいな~と
予定もなく次の旅を楽しく妄想していました。
だんだんとその気になってきて、
よし、来月行こうかな、と思い、
どっちに行こうか考えていると、
アラブの春の影響で一気に現地の情勢が不安定になり、
とても行ける状況ではなくなりました。
せっかく旅に出る気になっていたので、
じゃあ別の場所と思い、浮かんだのがニュージーランドでした。
当時は今のように自然が好きというよりは、
文化や芸術、遺跡、街並みに興味があったので、
それは自分でもちょっと意外な候補地でした。
でもニュージーランドにいる自分を思い描くと、
なんとも開放感があり、心がワクワクするのを感じ、
よし、ニュージーランドに行こう!とすぐに決め、
せっかくだからしばらく滞在したら?という主人の勧めもあり、
(同じ高い飛行機代を払うなら長く行かないともったいない!といつも言うのです。笑)
思い切って仕事を辞め、
ビザなしで滞在できる最大の3ヶ月留学することにしました。
まさか私が大好きな仕事を手放すなんて、
自分でもビックリでしたが、
もうなんだか行くこと以外考えられなかったのです。
全くニュージーランドのどの街を選べばいいか分からないので、
本屋さんに行って旅本を立ち読みしていたら、
たまたま昔の英会話学校のスタッフの方に会い、
ニュージーランドに一年いたよ、と言われ、
ビックリして色々話を聞き、
その帰りにバッタリ会った友達からも
知り合いが留学した話を聞き、
TVをつければニュージーランドに出会い、
もう次から次へとニュージーランドと留学の話がやってきて、
ああ、これは今が行く時なのだなと確信しました。
チュニジアからニュージーランドに変更して一日二日でこの流れで、
できるだけ早く行きたくなり、三週間後に出発することにしました。
時間がないし、初めての国、初めての留学でしたが、
留学エージェント(斡旋業社)を通さず飛行機はもちろん、
学校もステイ先も保険もなにもかも自分でやることにしました。
普通は学校を決め申し込んだら、
学校がステイ先を斡旋してくれますが、
学校は行って実際に見てから
気にいるところを選びたかったので、
ステイ先は紹介してもらえませんでした。
ですがネット検索をしてもエージェントばかり出てきて、
ステイ受け入れの個人ページなど見つかりません。
本当にこんなので間に合うのか?と思って不安になっていたら、
たまたまつながった一つ目の個人のステイ受け入れHPから漂う雰囲気に、
これだ!とピンときて即決でした。
それがたまたまイギリス人の英語の先生のお家だったのです。
しかも無料のエージェントを見つけ保険手続きをお願いしようとしていたら、
ステイ先に決めた家の人から、
知り合いのエージェントとして紹介されたのが
私が見つけたところと同じで、
すごい流れでスルスルと話が進んでいくのです。
一々、見知らぬ人を信用して本当に大丈夫かしら?
お金を振り込んで大丈夫かしら?と
不安が顔を出しましたが、
考えても分からないから自分の感覚や直感を信じてみようと、
偶然の一致に従って進みました。
そんな風にしてあっという間に出発の日が近づいた時、
とても辛く苦しい事件が起こりました。
どうしても手放せないともがいたことと向き合う時が来たのです。
ボロボロになり正直留学どころではなくなり、
体調を崩し起き上がれなくなり、
出発を一週間のばしました。
もう留学なんて別にどうでもいいとすら思いましたが、
何かが背中を押すのです。
それで、なんとか起き上がれるようになった三日後、出発しました。
体力も戻らないまま、なんとか無事に到着し、
翌日、候補の学校にトライアルを受けに行ったところで、
あの大地震にあいました。
日本人がたくさん犠牲になった倒壊した英会話学校のすぐ近くにいて、
私の学校も倒壊しましたが、
私は10分前にランチを食べに外に出たところで無事でした。
もう何がなんだかわからない流れの中で、
ただ分かったことは、
この地震を経験するために来たのだなということでした。
一週間のばした私を、地震は待っていたようにすら感じました。
…という流れの中で、昨日の本や人に出会ったのです。
そこにたどり着くまでの様々なことを思い返し、
まさに前兆に導かれてきたなと思い、
なら、ここに私がいることはこれでいいのだ、
日本には帰らず、ここでサインや偶然の一致に従って
生きようと思いました。
そこからはまた不思議なことがいっぱいだったのですが、
そんな経験の中で思いました。
(*その先のお話は、↓
・森からのメッセージ をぜひ読んでみてください。
前兆に導かれた先で見つけたものを書きました。)
ふと思ったことに従ってすぐに行動していくと、
流れに乗ります。
その時に常識や普通などと言った思考でコントロールしようとすると
その流れは消えていきます。
よくそんなことが書かれた本がありますが、
シンクロは無条件に信じられる時ばかりではなく、
誰でも時に信じていいのか不安になります。
例えば先ほどのお話なら、ステイ先を決めた時も、
誰の紹介でもない、見知らぬ国の見知らぬ人の家に
3ヶ月も滞在することを、
パッと見てただけで決めて大丈夫なのか?
値段は適正か?どんなルールがあるのか?
よくあるステイ先での問題点はどんなもので、
何に注意して決めればいいのか?
この人たちはいい人なのか?
せめてあと数件比較検討するべきでは?
と思いました。
そんな常識的な不安が押し寄せ、
決めることをためらいます。
でも、いや、自分の心はこれに違和感を感じないから
信じてみよう!と
信じることを自分で選びます。
これが大事で、証拠が揃ったから信じるのでもなく、
誰かがいいと言ったからでもなく、
常識に当てはめて判断するでもなく、
自分の感覚で判断し、自分で信じると決めるのです。
これはなかなか勇気がいります。
よくワクワクを生きようとか、
シンクロやサインに従いましょうと言う本はありますが、
たいていは不安になり怖くなり、
やめたくなったり先送りにしたり、
誰かに意見を求めたりしたくなります。
全く不安や怖れなんてないですよ~なんて、
そんな人はいないと思います。
誰だって人間は自分を守ろうとする本能がありますから、当然です。
そんな怖さを何度も経験しつつ、
それでもまた自分の弱さや信じる気持ちを試され、
それをなんとか乗り越えて自分を信じて進む先に
大きな流れや導きがあります。
流れに乗りましょう、ワクワクいきましょう、
としか言わないで、
ワクワクしていれば不安なんてないです、
なんてきれいな話は不自然です。
本当に向き合い真実に生きる人は、
そのことを知っていて、
信じようとする魂の強さや輝きと、
恐れに飲み込まれる自分の弱さを両方知っています。
そんな風に大きな流れに向かう前兆やサインは、
信じることを試します。
大きな流れほど、本当にそちらを選びますか?と
弱さを試されます。
それを乗り越え自分を信じた人が、
宇宙の大きな支援を受け、次へと背中を押されていくのです。
ですから、宇宙の豊かな流れに乗るには、
ふと思うことに注目し、直感を信じ、
自分を信じて道を選ぶことが大切です。
それはいつもずっとワクワクだけではなく、
時に不安になったりもするものですが、
でも信じることを選び、またワクワクに戻るのです。
人間ですからね。そんなものなのです。
不安になったり怖くなったりしてもいいのです。
そこからまた信じることを選んで行けば。
でも、いつも信じる、こうすると選び決めるのは自分で、
どんなに素晴らしいアドバイザーや占い師、カウンセラーがいても、
信じると決めることは自分一人でしか結局はできません。
間違いのない正しい答えを求めて、
それをくれる人を探しても無駄です。
答えは自分が知っていますし、
信じて進むのは自分しかいません。
人生は結婚しようがしまいが、一人旅なのです。
みんなそれぞれの人生を生きる主人公です。
自分の人生を勇気を持って信じ、歩いていきたいですね。

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プロフィール
北山裕子
北山裕子
瞑想歴20年。和歌山市在住。
摂食障害を治すため、藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、
自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と会話ができるようになる。
その後も続けていくうちに、宇宙とつながり、
次元を超越した体験や不思議な体験を重ねる。
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次回は未定ですが、秋~冬に。
詳細が決まり次第このブログでご案内いたします。
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