前回:ウイルソンD6型を浅く、広くする。それでもしっかり掴めるように。の話に戻る
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誰かが言った・・・
「神宮で東京音頭が流れると、スタンドに色とりどりの花が咲き誇るんだ」
・・・と。
今日はお休みを頂きまして神宮球場へ。
座る位置は定位置の三塁側。
河田サードコーチャーの直線上だ。
宮本ヘッドが1球1球、河田コーチへサインを出す。
そして河田コーチがフィールドにいるバッターやランナーにブロックサインを出す。
私も1球、1球宮本ヘッドの出すサインを確認し、その後に河田コーチのサインを確認する。
選手以外でこのサインのやり取りを確認しているのはおそらく私くらいではないか。
三塁ベンチの前でキャッチボールをする投手。
13番
そうだ今日のオリックスの先発投手は山岡泰輔投手だ。
私は45段に座っているのだがこの席は内野席の中で一番上にある。
そこからのズーム写真なので画質が宜しくない。
本当は山岡投手のグラブ写真を収めたかったのだが仕方ない。
ちなみに山岡投手はウイルソンのグラブを使用している。
今度、ウイルソンの投手用グラブの紹介もしていこうと思う。
昨日のブログで余計なエピソードを盛り込んでしまった関係で紹介出来なかったウイルソンのD6型について今日は書いていく。
何度もブログに紹介しているD6型だが、良いモノは何度でも紹介するようにしている。
仮に10,000回紹介したとしても
10,001回目の紹介ではまた何か変わるかもしれない。
そう信じている。
お客様にお買い上げ頂いたD6型。
これでまた、地球上に新たなディアリストが誕生したことになる。
お客様から【手揉みオイル型付け】のご依頼。
「とにかく浅く、広くしてください」というご要望。
D6型は開きやすい形状でポケットを2個作りやすい設計のグラブなのでD6型をお選び頂いた。
指先のレース間隔を調整し、土手紐を抜き、開くように、広く、カッコ良く。
お客様のご希望通りにとにかく開くように。
ボールが入ってきやすいように
打球に対して捕球面が向きやすいように。
ちなみにD6型は特に広めに開くように型を出すのだが、あの方曰く、D6型でも薬指と小指のレースを締めて、小指の角度を内側にクイッと入れてあげるのも良いらしい。
「当て捕りがしやすいようなグラブありますか?」
たまに聞かれる。
たしかに内野手の技術としてはすごく大事。
でも
それだけじゃいけない。
正確なスローイングは正確な捕球から生まれる。
しっかり掴めるグラブだからこそ、ポケットに収まりやすいグラブだからこそ、ボールの持ち替えは速く、正確になる。
「当て捕りという技術はアウトを取るための一つの技術」
アウトを取るために当て捕りも必要だし、掴み捕りも必要。
その使い分けが出来るグラブが大事だし、使い分けが出来るように練習することも大事。
「1対1もオフェンスの選択肢の一つにすぎねぇ。
それがわからねぇうちは、オメーには負ける気がしねぇ」
漫画・スラムダンクで仙道が流川に言った台詞。
これがすべてを物語っている。
このD6型は広く、開きやすいような設計だが、もちろんガッチリ掴みに行くこともできる。
面白いのがD6型の元になっているロングセラーの69型を意識して浅く型付けするとかなり浅くなる。
(69型/シングル)
でもデュアル構造のD6型はある程度までしか浅くならない。
それは丸みを帯びた立体構造になっているデュアルテクノロジーが関係している。
自然とボールに指先が向かっていく。
だから掴める。
だからD6型は浅くしても、広くポケットを作ってもしっかりと掴める。
そんな感想をいつも抱く。
ウイルソンD6型を浅く、広くする。それでもしっかり掴めるように。
捕球面を広く使えるグラブが欲しい。
そんなときは
真っ先にD6型をお薦めする。
いろいろな捕り方が楽しめるグラブだ。
記録上は同じアシスト(捕殺)1個でも、そのアシストの中身にもこだわれるグラブかもしれない。
打球に対してどんなアプローチをしていくか。
どんな内容のアウトを取るか。
それを楽しみながら
そして面白がりながら
D6型を使ってみて欲しい。
次回:ウイルソン Basic Lob(ベーシック ラボ)のクオリティに魅せられての話へ続く
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