前回：ウイルソンの展示会は【守備率10割】を目指すための共有の場の話へ戻る
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サプライズプレゼントから一夜明けたところで
今日はDO型について語っていきたい。
HPによると
先端２倍植毛で奥歯の奥までしっかり磨けるらしい。
これは日本人の奥歯の形に合わせてヘッドの形を設計している。
さらに口の中での操作性が大幅にアップしているという評価だ。
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・・・何かが違う
間違えた。
これは歯ブラシのDO型の説明だ。
守備率10割を目指す上ではこういったイージーミスは無くしておきたい。
今日、紹介しないといけないのは
ウイルソン硬式グラブ
DUALシリーズ
DO型
（カノ選手モデル）
カラーは
Eオレンジ
オレンジタン
ブラックSS
の3色展開となっている。
ちなみに歯ブラシのDo型の方は4色展開らしい。
今度、残りのオレンジをGETしておこう。
前々回の記事（ウイルソンDO型（カノ選手モデル）【小指２本入れ推進委員会】）でDO型について軽く書かせて頂いたので今回はもう少しディープに書いていきたい。
このDO型は小指２本入れ対応モデルとしてカタログに記載されているが
私個人の意見を加えるならば
小指２本入れ推奨モデルだ。
もうこれは小指２本入れで使って頂きたい。
そうすることでこのモデルの良さは際立ってくる。
小指２本入れはまだまだ内野手で採用している選手は少ない。
プロ野球選手を見ても少ないのは分かる。
しかし
海の向こうメジャーリーグでは内野手は小指２本入れの方が多い印象だ。
そもそも小指2本入れのメリットやデメリットについて私なりの考えをまとめておきたい。
まずメリットとしては圧倒的に掴みやすい点である。
小指2本入れにすることでグラブに対しての手が入る角度が変わる。
力の入り具合が人間の手の構造からして理に適っているので自然と小指が利きやすくなる。
さらに小指２本入れにすることで背面の人差し指部に人差し指が出ないのでボールを捕ったときにボールと衝突しない。
だからポケットへの収まりも良い。
これは先日、ウイルソンの麻生さんにご来店頂いたときに直接、麻生さんが仰っていたので間違いないだろう。
つまり
圧倒的に掴みやすく、ポケットに収まりやすい。
外野手は小指２本入れをしている選手が非常に多いのはその理由だ。
では何故、小指２本入れをする内野手は少ないのか・・・
【内野手は捕ってから素早く持ち替えないといけない】
小指２本入れをするに当たって弊害になるのがこの理由だと個人的には思っている。
小指２本入れをするとウェブ下で掴みやすくなる。
その反面、深いウェブ下で捕りすぎてしまい、ウェブ下の部分がどんどん深くなっていく。
そうすると
ボールが素手に当たる感覚は少し鈍くなってしまい、持ち替えのミスが起きやすくなってしまう。
これは人気の高いD６型（写真左）とDO型（写真右）を並べた写真だ。
D６型はウイルソンの内野手用の中でロングセラーを記録している69型をベースに作られたモデルだ。
捕球面をワイドに使いたい選手、ポケットを広く作りたい選手に人気である。
このモデルも個人的に好きだ。
もし学生時代の澤木がウイルソンを使うとしたらD６型を選んでいるだろう。
ではこのD６型で小指２本入れをしたらどうだろうか。
もちろん小指２本入れで入れることは出来る。
しかしあくまでも私個人の意見を書かせて頂くならばD６型では小指２本入れはお薦め出来ない。
（D５は小指2本入れOK。それはまた後日）
おそらくD６で小指２本入れをすると使っていくうちにウェブ下がどんどん深くなっていくだろう。
それはそれで掴みやすいとは思うが、今度は持ち替えに苦労するだろう。
ましてや捕球面を広く使えるD６型の特徴を潰しかねない。
なのでD６型を使う場合は通常の入れ方で使うことをお薦めしたい。
では何故、DO型は小指２本入れを推奨しているのか。
D６型と同じようにウェブ下が深くなってしまうのではないか。
そう思う方も多いはずだ。
しかし、DO型にはウェブ下が深くならない理由がある。
DO型は捕球面の折り返しがハーフになっている。
これがDO型を語る上で重要なのだ。
（これがD６）
これがDO型の捕球面なのだが
捕球面の折り返しがハーフなのでウェブ下でボールを捕ってもウェブ下の革は伸びにくくなる。
つまり、ウェブ下が深くなりようがない。
（D６）
（DO）
D６型とDO型の捕球面を比べても違いが一目で分かる。
つまり
DO型で小指２本入れにしてもボールがウェブ下の奥まで入っていかないような構造になっている。
この写真が一番分かりやすい。
写真左のD６型はポケットがワイドな分、ウェブ下が一番深くなっている。
それに対して写真右のDO型は人差し指（中心位置）が一番深くなっている。
DO型の捕球面を見ると
ウェブ下が狭い構造になっている。
言い換えると
DO型は
小指２本入れにしても自然と手の平中心で捕れるような設計になっている。
それ故に・・・
DO型は小指２本入れで掴みやすく且つ、中心位置で自然と捕れるので持ち替えもしやすい型だと個人的には思っている。
誤解しないで頂きたいのがこれはどちらが良い悪いという話ではなく
D６型とDO型の型の違いとプレイスタイルの違いについて書かせて頂いている。
小指２本入れのメリットやそれによって起こりやすい弊害に関しては書かせて頂いた。
では次の議題に上がるのが
MLBの選手が小指２本入れにしていてもあれだけ持ち替えが速いのは何故なのか
・・・という点である。
今、大学生の方は誰か卒論のテーマにして欲しいくらいだ。
しかし明確なことが一つある。
捕っている位置が手の平中心または土手に近いことである。
しかし、そこを詳しく書くとブログを更新するのにあと2時間は掛かる。
ちなみにここまで書くのに2時間半掛かっている。
これでは完全に本業がライターになってしまう・・・
・・・というわけで
それは明日の記事に書くことにしよう。
明日の記事では
DO型の捕球位置や捕球ポイント、使い方について私なりの考えを書き記してみたい。
時間も遅いので
これから歯磨きをして寝ることにしよう。
Do型の歯ブラシでね…
次回：ウイルソンDO型を使うことで見えてくる新たな景色の話へ続く
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