2017年4月20日
SEA vs MIA
(セーフコ・フィールド)
シアトル凱旋のイチロー選手
敵地にも関わらずスタンディングオベーションで迎えられた最終戦の最終打席
初球の93マイルのフォーシームを叩いた打球は一直線にライトスタンドへ
クールにダイヤモンドを回る間にエイミーさんが「イチメーター」を更新する。
ホームランという最高の形で
シアトルに「暫しの別れ」を告げた。
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当時、各メディアではイチロー選手にとって最後のシアトルでの試合という報道がありましたが私はブログ内では敢えて「暫しの別れ」という表現を使わせて頂きました。
それはもう一度シアトルでプレーするだろうと思っていたからです。
それが現実となりました。
明日の入団会見が楽しみです。
続く・・・
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【バックナンバー】
2016年08月08日(月)ブログ
「ケガなく出られれば2割7分は打てる…」
2001年開幕前のスプリングトレーニングにて当時のマリナーズの監督ルー・ピネラ氏が海を渡った一人の日本人外野手に対して言った言葉が懐かしい。
それから15年・・・・
2016年8月7日(日本時間8月8日)の敵地コロラド州デンバーにあるクアーズフィールドでのロッキーズ戦。メジャー通算3,000本安打まで残り1本。
ノーヒットで迎えた4打席目
ネクストサークルで入念に股関節のストレッチ。
Center fielder Number Fifty-one Ichiro Suzuki
通常、メジャーリーグでは敵地の場合、ビジター選手のコールは小さめだがこの日だけは違った。イチロー選手が打席に立つ度にボールボーイがアンパイヤに駆け寄りシリアルナンバー入りのボールに交換する。記録に関わるボールはすべてクーパーズタウンへ行くことになるからである。打席に向かい、ボックスに入る前にいつものようにスイング。入念に屈伸、足首を回しながら肩甲骨をほぐす動作。スパイクの泥を落とすようにバットで右足、左足と順番にはたく。左足で土を馴らしながら打席に入る。
今でこそ「ルーティン」という単語が一般的になりつつあるがこの打席に入るまでの動作は何年も前から精密機械のように変わらない。
バットを1回転させて投手側に立てて構える。電光掲示板とバットを重ね見て、目の焦点を合わす。
深呼吸・・・
左手で右肩の袖を引っ張り、構えに入る。
カウント2ボールからの3球目。振り抜いた打球は高々とライト方向へ上がる。標高1,600メートルに位置するクアーズフィールドは気圧が低いため飛距離が伸びることで知られている。ライトを守るヘラルド・パーラ外野手がグラブを伸ばす。
次の瞬間、球場に鳴り響いたのはグラブの捕球音ではなく「ガツンッ」というフェンス直撃音。画面が切り替わる頃にはイチロー選手は三塁ベースに到達していた。
メジャー通算3,000本安打達成
この日の解説者が新井宏昌氏だったというのも感慨深い。
辞書で【サングラス】について調べてみました。
サングラス(sunglasses)
直射日光や紫外線から目を保護するためにかける,レンズに色のついたメガネ
・・・と書いてある
今日を境にサングラスの定義に付け加えないといけない。
痺れるほどカッコよく、涙を隠したいときに着用するメガネ
という一文を。