『ゴジラxコング 新たなる帝国』を観に行ってきました。
かける(×)じゃないんだね、エックス(x)なんだね。
原題は『GODZILLA X KONG: THE NEW EMPIRE』。
珍しく素直な邦題。
『GODZILLA ゴジラ』、『キングコング:髑髏島の巨神』、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、『ゴジラvsコング』に続く“モンスター・ヴァース”第5弾。
怪獣と人類が共生する世界。
地下空洞に設置されている、コングを観察する“モナーク”の前哨基地で異常なシグナルを察知。
また、髑髏島のイーウィス族の生き残りであるジア(ケイリー・ホトル)も、異変を感じ取り幻覚を見るように。
その頃、虫歯の痛みに耐えかねたコングが地上にやって来る。
アイリーン・アンドリュース博士(レベッカ・ホール)は、友人で獣医のトラッパー(ダン・スティーヴンス)を呼び寄せる。
一方、ジアを心配するアイリーンは、バーニー・ヘイズ(ブライアン・タイリー・ヘンリー)に協力を求める。
異常なシグナルとジアの書いた絵が似ていることと、怪獣たちに発信された救難信号の可能性に気づき、治療を終えたコングとともに探査機ヒーヴで地下空洞へ。
アイリーンたちは連絡が途絶えていた基地が破壊されているのを目にし、ジアが感じるシグナルの発信地へと向かう。
そこで、古い遺跡を発見し…。
予告編で衝撃。
ジアが大きくなってる!
ゴジラがピンク!
ゴジラが走ってる!
違和感!
さらに本編ではジャンプするゴジラ…なんか違う…。
あれ?そういえば前哨基地を破壊したのは誰?
映画自体はコングが主役。
ゴジラは脇役。
今回はタイトルからすでに共闘は確定。
なのに敵がしょぼい。
昔、ゴジラが戦って倒せず、地下に封じ込めたというスカーキング。
貧相な猿が権力を振りかざし、怪獣シーモを使い同族を暴力で支配している。
そこへスーコに案内されたコングがやって来て…。
ゴジラがあちこちでエネルギーを吸収し、戦いに備えなきゃいけないほどに見えない。
シーモに凍傷を負わされたコング、戦いに備えて右腕にガントレット(違)を装着。
ジアによってモスラが復活し、戦いをバックアップ。
コング班のアイリーン、ジア、バーニーは前作から続投。
ゴジラ班のキャストはいなかった。
地下のイーウィス族の女王(ファラ・チェン)、なんかで見たことあるような…と思って調べてみると、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のシャン・チーのお母さん役だったらしい。
地下空洞と地上をつなぐポータルはあちこちにあるんだねぇ。
海が凍るのはもう映画のお約束だね。
人間の作ったモノは簡単に破壊されてしまう。
ああ、ピラミッドは壊さないで…。
そのくせ、なぜかゴジラはコロッセオが気に入ったみたいだよね。
やっと同族を見つけ、孤独から解放されたコング。
やっと居場所を見つけたけど、アイリーンと離れないことを選んだジア。
どちらも幸せになるといいね。
ゴジラのパートは違和感、コングのパートは『猿の惑星』みたいだった。