カムイアーツからクラニオを考える | ~自己治癒力で、もっと元気に、幸せに!~ 札幌のホメオパス ふじやまみちこのMagical Healthy blog 

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心と体のバランスをとり、自分らしく健康になるツールのホメオパシーに惚れ込み、札幌でホメオパスをしています。ホメオパシーをはじめ、クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)などの可能性ある代替療法も日々研究&実践中!

カムイアーツ後、よい姿勢の大切さをつくづく感じています。

ワーク直後のあの、歩いているだけで心地よくて満たされる感覚、
ほんとうにすごかった。

日常に戻ると、つい日頃のクセで体をねじまげて固定してしまうけれど、
一度あれを体験したのだから、必ず戻れるぞと、そう思っています。


さて、心に感じる抵抗感は、体の緊張・ブロックとして、
主に筋肉に現れるという話
前回書きました。
その続き。

ということは、「イヤだな」というストレスは瞬時に筋肉を固めるということです。

しかし、人間、緊張を感じ続けいたくないので、
その痛み・違和感をいつしか遮断して感じないようにします。
自ら、体と頭を切り離す。

そうやって長年生きていくうちに、体のあちこちに
小さな緊張部位が無数にできるようになります。

これはクラニオ・セイクラル・セラピーでも同じ理解。

クラニオでは筋膜をリリースすることが大きなテーマです。

施術者が静かに手をあてると、そのわずかな刺激に応答して、
受け手の潜在意識が体の不調和に気づき、
よじれた筋膜を解放する動きを自ら始めます。

見た目にはわかりませんが、手をあてているほうとしては、
「体の中で何かがとけて滞っていたものが流れだす」
というのがわかったりします。

筋膜のリリース。それにより体液の流れが整うということ。

で、この「とけて流れだす」とき、一緒に、感情解放がしばしば起こります。
(だから、クラニオは「体性感情解放」といわれる場合もあります。)

涙が出る、気持ちが急に高まる、忘れていたことを思い出す……。

イヤだな、つらいな、苦しいな、その気持ちが筋肉に凍結保存されていたように。

私も、そういう場面にいくつか遭遇しました。
きっと体は機会を待っていたんでしょうね。
とけていってよかったなと思います。

ちなみにカムイアーツの真鍋先生曰く、
現代人は、昇華できなかったマイナス感情を
腹筋に相当ためていることが多いそうです。
また、悲しみは肋骨近辺の筋肉にたまりやすいそう。

しかしその違和感は、
もはや「自分ではないもの」として切り離されているので、
ふだん「腹筋がこっている」などの自覚はないはず。

解放されてみてはじめて、わかるんです。
「楽だ!」「ってことは今までためてたんだ!」って。
そしたら、その先には、気づきもあります。

私はカムイアーツで、筋肉をほぐして伸ばして
さらに自分でブロック部位に意識を向けるというのをやったことで、
今「そうだったんだ!」の気づきが、色々と始まっていて面白いです。

たとえばですねぇ、
仕事の先々を不安に思う気持ちの大元には、
なんと「貧乏な結婚は絶対にいやだ」という観念があったこととか。
海外放浪のあげく、
帰国後すぐに無職同士で結婚した私たちだってのに(だからか?)……!!!
最初からトーゼンの状況なのに
「貧乏な結婚だけは」と恐怖に思っていたとは。
くだらないようですが、私には大きな発見。

筋膜リリースをしていくクラニオもまた、
こうした「身体からの思わぬ気づき」に通じるので、
ますますクラニオ精進の気持ちも高まりました。

日々の気づきはたいへんありがたいです。うん。
どんどん気づいて、ブロック解除して、「あるがまま」に近づこう。