Tada's blog -1742ページ目

他者とのつながり

先ず初めに、

tesoucollectorさん、saichan33さん、mahanamanaさん、u-me-ha-naさん、otoko-changeさん、rose-versaillesさん、birthof-venusさん、 kenjitajimaさん

読者になっていただいて感謝しています。ありがとうございます。


 自我でがんじがらめになっている社会性を取り除くことができると、自他の相克が感じられるようになる。


自分のことのように、他者の存在が感じられ、世界が広がる。


つながりが感じられるようになる。


人間だけでなく、一切の生きとし生けるものに、慈しみを感じられるようになる。


同一平面でいろいろなものを感じることができるようになる。

戦争状態にある国の子供たち。

飢餓に苦しむ人々。

恨みの心でいっぱいの女性たち。

怒りで満たされている男性たち。


自分に関わりがないように感じる人たちの心を思いやり、自分の心が苦しんでいるのを自覚する。

そして、完全に問題を解決できなくても、自分にできることから、少しずつでも行っていく。行動していく。

行動したほうが痛みを感じる機会や大きさが増えるかもしれない恐怖に打ち勝ち、人であるからこそ痛みを感じるのだろうと思う。


時には耐え切れず、止めどなく涙を流すこともある。


全身が凍りつくような場面に出逢うこともある。


悲しすぎて、感情が全くなくなってしまう様に感じることもある。


それも生きているからであり、それこそが生きるということであると思う。


今の世界を作ったのは自分ではないかもしれないが、


今感じている感情は、自分だけのものであり、


その感情とともに生きる世界、眼前に広がる世界は自分だけのものであり、


如何様にもすることができるし、変えていくことができる。


それが自分にとって完璧な世界(Perfect World)ではなくても、


充実した世界にはすることができる。


誰も永遠には生きることはできないが、


あなたが世界に対して及ぼした影響は今・ここでも発揮されているし、


永遠に残るだろう。あたかも芸術作品のように。


本来の自分に心を開くことができれば、すべての感情がなだれ込んでくる。


最初は耐えられなく思っても、


やがて、自分でも気付かないくらい自然と調和してくる。


良いこともも悪いこともきれいなこともきたないことも、


他人を批判するのではなく、自分が自分を批判しているのだと気付く。


一人だと無力に感じるかもしれないが、一人なんてありえない。


人は一人の中に多くの他者を含んでいるのだから。

今年のダボス会議

今年のダボス会議での印象に残った言葉、それは



LUV (ラヴ)です。


愛ではなく L U V です。


これは、各国の経済状態を如実に表した記号です。


EUは、リーマンショック以後、ガタ落ちでを図示した L


アメリカは、 U のように緩やかに回復している。


中国とインドやアジアの新興国は V 字回復している。


ということを表すとても面白い記号です。


日本といいますと、L になるのか U になるのか、


いまだ定まらない状態です。



趣味:読書

 昨今、リーマン予想に興味を抱いていまして、黒川信重著『リーマン予想の150年』を読みました。


この物質的世界と数学的世界を繋ぐような発見と洞察に感動しています。目で見えるこの物質的世界でもなく、


精神的世界でもなく、数(かず)を通してこの世界を捉えてみると、不思議な高揚感に突き動かされて、数字が目

の周りに浮かび、飛び交っている状況を想像して、その中で戯れる自分の姿を思い浮かべながら、楽しんでいま

す。


 ロジャー・ペンローズが提唱しているような、プラトン的世界(数学的世界)と物質的世界と精神的世界の連関


構造に思いを馳せながら、なんて数字というものは不思議で面白いものだと感慨深い思いでいっぱいです。


心と物と対等に位置する数字の奥深さには驚愕至大です。


 ペンローズといえば、計算不可能性の議論ですが、人間の心は計算不可能性を含んでいるという議論です    


が、私なりに乱暴に導いていくと、その計算不可能性こそ、潜在意識や無意識、集合無意識の部分なのではな


いでしょうか。その部分は機械には作ることが可能であれば、人間と遜色ないロボットを作ることが可能でしょう 


が、現時点では意識の解明も十分ではないので、不可能なことだと思います。


そんなことを考えながら、日々計算機を片手に、生活しています。


ただ