他者とのつながり
先ず初めに、
tesoucollectorさん、saichan33さん、mahanamanaさん、u-me-ha-naさん、otoko-changeさん、rose-versaillesさん、birthof-venusさん、 kenjitajimaさん
読者になっていただいて感謝しています。ありがとうございます。
自我でがんじがらめになっている社会性を取り除くことができると、自他の相克が感じられるようになる。
自分のことのように、他者の存在が感じられ、世界が広がる。
つながりが感じられるようになる。
人間だけでなく、一切の生きとし生けるものに、慈しみを感じられるようになる。
同一平面でいろいろなものを感じることができるようになる。
戦争状態にある国の子供たち。
飢餓に苦しむ人々。
恨みの心でいっぱいの女性たち。
怒りで満たされている男性たち。
自分に関わりがないように感じる人たちの心を思いやり、自分の心が苦しんでいるのを自覚する。
そして、完全に問題を解決できなくても、自分にできることから、少しずつでも行っていく。行動していく。
行動したほうが痛みを感じる機会や大きさが増えるかもしれない恐怖に打ち勝ち、人であるからこそ痛みを感じるのだろうと思う。
時には耐え切れず、止めどなく涙を流すこともある。
全身が凍りつくような場面に出逢うこともある。
悲しすぎて、感情が全くなくなってしまう様に感じることもある。
それも生きているからであり、それこそが生きるということであると思う。
今の世界を作ったのは自分ではないかもしれないが、
今感じている感情は、自分だけのものであり、
その感情とともに生きる世界、眼前に広がる世界は自分だけのものであり、
如何様にもすることができるし、変えていくことができる。
それが自分にとって完璧な世界(Perfect World)ではなくても、
充実した世界にはすることができる。
誰も永遠には生きることはできないが、
あなたが世界に対して及ぼした影響は今・ここでも発揮されているし、
永遠に残るだろう。あたかも芸術作品のように。
本来の自分に心を開くことができれば、すべての感情がなだれ込んでくる。
最初は耐えられなく思っても、
やがて、自分でも気付かないくらい自然と調和してくる。
良いこともも悪いこともきれいなこともきたないことも、
他人を批判するのではなく、自分が自分を批判しているのだと気付く。
一人だと無力に感じるかもしれないが、一人なんてありえない。
人は一人の中に多くの他者を含んでいるのだから。