斑の日常♪ -24ページ目

Monsters

みんな僕を怖がってるの?

僕はただ、みんなとお友達になりたかっただけなんだけどな。

でもみんなが怖がるんだったらもう いいよ。

僕は一人で遊ぶから。

その代わり僕の遊びに文句つけないでね。

僕の遊びは、お人形遊びだよ。

お 人形同士が刃物持って戦うんだ。

楽しそうでしょ?

あれ、でもお人形なくしちゃったみたい。

さっきまでこ こに何人もくたってなってたんだけどなぁ。

じゃぁ仕方がないね。

君たち、僕の新しいお人形になってよ。

たっ くさん可愛がってあげるから。


どうしたの?

そんなにぐったりして。

しょうがないなぁ。

ちょっ と休憩ね。

Gloomy


何色にも染まらないその色が大好きだった

でも

世界は思った以上に真っ白で

眩しすぎた

す べてが黒くなればいいのに

そう思った

でもある日

目の前も

上も下も右も左も

真っ 黒に染まってしまった

何処からか聞こえてくる子供の声

家族の声

それらに目をむけても

黒  黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 

黒しかなかった

でもそれは

ただ目が見えなく なっただけだった

世界が真っ黒になればいいと思っていたのに

黒が怖くなった

なんで黒くしてしまったの?

白 かったあの世界を 目を返して

Dementia

叫ぶ人がいた

僕に向けてではなかったけど
僕はそれを受け止めてしまった

返せない重さをどうしようもなくて

受 け取るはずだった人を部屋の隅から見る
受け取るはずだった人もこちらを見る

早くしないと溶けてしまうこの声

でも 僕には返し方がわからない
でも僕には届け方がわからない

ごめんなさいの表情を先生は教えてくれなかった

でも で も

そんなもんだったね
結局なんでも終わりが来るんだから

ばいばいの仕方くらいは わかるでしょ?
言われ なくとも知ってます

空が堕ちる時だって
四つ角をあわせる時だって
車に荷物を積むときだって
この声を離す時だって

同 じだよね

さあ受け止めて
元より 少しばかり重くなってしまった声だけど

別れを叫ぶ辛さくらいが
受け止め てしまった僕の罪として丁度いいんじゃない

Suicide



いくら大きく開いてみても
いくら空を見上げてみても

光に嫌われた私には闇しか訪れない


ど んなに愛しくても
どんなに憎しくても

色に嫌われた私には闇しか訪れない



あんなに夢を見れても
あ んなに手が動いても

瞳に嫌われた私には闇しか訪れない



いくら望んでも
どんなに望んでも
あ んなに望んでも

光に嫌われた私には
色に嫌われた私には
瞳に嫌われた私には



―――闇しか 訪れない

Significance

君は

こんなに
酷く捩れた愛にも
優しく 笑うから




『この空に
触れる事は 出来ないのね』
君が呟いた

窓があって
外には青が広がる
でも掴む事は出来ない鉄の格子で閉ざされていた

君 が動く度
手や足についた鎖が
渇いた様な音で鳴く


『ねぇ
外して』

僕は何も言えなかった
『信 じてるって言った癖に』

信じる,と言うのは難しい事で
でも
君は優しく笑って
でも
僕は
そんなにも
優 しい君を
信じるのを躊躇してしまう
臆病で
自分勝手で


『うそつき』

機嫌を損ねた猫の様に 君はそっぽを向いた

顔は見えなかった
声は震えていた





(一日目で私は
こ の鉄格子がいとも簡単に外れる事に気付きました

二日目にこの手錠は玩具だと言う事に気付きました

三日目に足枷は一番軽い 物を選んでくれた事に気付きました



簡単にこの部屋を出る事が出来ると,知りました



それ でも
この広過ぎる空より
貴方との
ほんの小さな居場所が欲しいと望んでしまうのです)