イタリアの新幹線はレッドアロー号 | spinflopのブログ

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(2022年1月から~) 
両親が亡くなり空き家となった実家の売却と確定申告日記(2023年6月納税完了)。遺品・写真から亡父母の生前を振り返り菩提を弔う。そして父の遺品の一眼レフカメラSONY α350の交換レンズを購入し使い倒す。

前回はここ

8月末からのイタリア出張、

「思い出してみるイタリア鉄道」ってタイトルで書こうかと思ったが、まだ先週の話だった。

 

 

▽TRENORD(トレニタリアの子会社)の空港急行。

ミラノ中央までは、マルペンサエクスプレス一本で直通、座席指定なし、とても快適。

支払いも、クレジットカードの「タップアンドゴー」(コンタクトレス)で一発。紙切符不要。

 

▽座席指定はなし。一時間程度で、ミラノ中央駅へ。

(注:これも赤いけど、「レッドアロー=フレッチャ・ロッサ」ではない。)

 

 

 

▽さてここからが大変。発車時刻が迫っているパルマ行きの急行。

何とか「パルマ駅」までの切符を買わねば。

しかし、窓口も自販機も大混雑。

「ゲートC」のはずれに、ひっそりと立っている券売機を見つけ、何とか、パルマまでの指定券を買った。

何でここだけ空いてるのか、と思ったら、現金専用の券売機だった(表示はカード可と書いてあるのだが、、、)。

しかし仕方がない。

指定券切符を現金で買うのに、自分の名前やら電話番号やらを入力させられたのが新鮮。後ろに並んでいた人に「ウージューヘルプミー」してしまった。ここは「アイユート!」と言うべきだったかも、と思ったがイタリア語で返事されても困る。

同行の何人かは、諦めて、昼からステーキとワインで盛り上がったらしい。

この健啖さ、さすが若者。

自分はもう降機後からずっと、ヘロヘロだった。

 

 

▽パルマ駅の表示。路線は、トレニタリアと、ドット・イタロと、まだ数種ある。

Googleで、全部見つかるとは限らないのがツラい。今回も結局、高い料金のしか見つからずそれを予約した。

 

以下は、パルマ駅で見た、いろいろな列車の写真。

 

 

▽フレッチャ・ロッサ、って、「レッドアロー号」? 秩父行きか? 違うって?

こいつが、三十分も遅れたせいで、空港行きのマルペンサエクスプレスに乗り遅れて、律儀に切符を買い直した。

 

▽フレッチャ・ロッサ、イタリアの新幹線と言われるだけあって、テーブルや、コンセント、USBが完備。
だったら遅れずに定時運行しなよ。

 

 

▽カロッツェリアは「号車」のこと、C.9は九号車。

 

 

▽大抵の人はこの高い料金のヤツで、ミラノまで行き、結果として遅れることに。

二三十分も遅延したのだ。

ただ、オンラインで事前にMXPまでの切符を買ってしまって、乗継ぎ出来なかったのは自分だけだった、、、。

手前はK御大。

 

 

▽次は、TPER(trenitaliaの子会社)の、「ROCK」と言う、電気機関車牽引式列車

こちらは、少し遅いが、料金は安い。さらに、遅れもしなかった、、、。

 

▽これで行けば良かったのだが、Google検索には出なかった。なぜだろうか、、、。

 

 

▽その他の列車。寝台車。

 

▽どこへ行くのだろう。デラックスと言うことはA寝台か、カシオペアクラスか?

 

▽コーヒー、ジュース、新聞、シャワー・トイレ、禁煙、車掌さん。

日本でも復活しないだろうか、寝台車。

 

 


▽そして、海外の電車も普通にここを通る。

そこへ、何か、デジャブな見覚えのある電車だなや、と思ったら、スイス鉄道でした。

昔、数年前、散々、お世話になりました。

私鉄".italo"もあるはずなのだけれど見られなかった。

 

▽スイス鉄道はもう何年も前から、オンラインで指定券が買えて、QRコードで乗車できるので大変便利。

 

 

(メモ)今回の旅行(仕事?)の最大の収穫は、イタリアのバスにガンガン乗れたこと。

もちろん、鉄道も乗ったけれど、結局、空港からの往復だけ。パルマ市内はバスばかり。

 

Google様のおかげで、バス路線が、乗り換えや、遅延情報を含めて全部、Googleマップに出て来る。

そして、乗車券は、コンタクトレスVISAで一発。切符を買う必要がない。これは大きい。

そして、乗り換えが90分以内ならば、そのまま乗車可。

だから、GoogleMap上で、行きたいところに「印」をどんどんつけて保存して行って、経路検索をすれば、どこの停留所で乗車すれば良いかがすぐに分かる。

 

ただ、現状の問題点は、Googleのバス路線表示がいい加減なことである。ヘンなところで、もっともらしく嘘のループを表示したりするので、現物のバス停で、行先(時刻表に書いてある)を確認することが必要だった。でも便利便利。