貴方との逃避行

羽を休めるの

 

10の恋をしてきた

今プラス1の恋に揺れる

いくつの季節を越えて来たのかしら

彩りの汽車は走る

レールに耳を寄せて鼓動を聴くの

 

遠く海鳴り潮騒のモノローグ

さらさら零れる砂城のコラージュ

 

どうか私を貴方色に染めて

夢より遠くへ連れ去って欲しい

 

零れた季節が愛の行方

永久へといざなうの

 

星たちの瞬きよ

瞳閉じて眠りへと

星座たちのメモリーズ

静かに夢へと誘って欲しい

 

心に季節を持つひとは素敵

貴方の声は命の弾き語り

ふたりの距離を確かめるの

朝が来るまでの風のノクターン

 

冬が愛にピリオドを打つ前に

どうかこの愛のラビリンス

貴方の熱で溶かして欲しい

もう誰も愛せないくらい

この恋路が最後の戯れになるように

 

 

 

 

 

 

 

 

君は天上の星々

僕は少年のよう手を伸ばしていた

 

方位磁針は南を指している

嵐の中信じるものは小さな針だけ

 

どうやら宝島に辿り着いたらしい

天上の星々が揺れる空

君はいま何をしているの?

僕は宝島を見つけたんだ

 

美しい少女が居て僕の傷を癒してくれる

風になびくように貴女に心と体が泳いでいる

 

過去なんてどうでもいい

その美しい少女は僕にパンを与えてくれる

 

見える?

貴方はトビウオのアーチをくぐって此処の来たの

戦禍は静まったわ

ゆっくり休みなさい

 

過去の憧れは今の優しさには敵わない

そう僕はトビウオのアーチをくぐって此処に来た

 

僕は星降る夜に貴女を抱き締めるのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄昏がまぶしい

失恋小説の序章みたい

いま駆け出したふたり

 

何度も読み返したシーンなのに

繰り返してしまう過ち

 

逆光で貴方が見えないの

あのトワイライト追い越せたら

銀幕の貴方捕まえられるかしら

 

さよならはもう声にならない心の嗚咽

光の粒子が黄昏に揺れる

どうかグッドラック

私たちの未来に祈る

 

アスファルトの熱が愛の余韻

どこへも行けずただ佇むだけ

疲れた脚ではクールな都会追い越せない

 

でも大丈夫だよ

明日の朝はふたりのモーニングセレモニー

凛と違う私を演じなきゃ

 

肩に感じたぬくもりのアクセント

私は永久に忘れないでしょう

だから明日に歩いて行ける

 

ありがとう

あなたの愛がくれたもの

それはひとりでは生きて行けないと言う真実

もう迷わない

ふたりはしゃいだ記念日をこの海に還すわ