蘭のブログ -7ページ目

西原理恵子さん

たまたまNHKのスタジオパークを見ていたら、ゲストが西原理恵子さんで、思わず見入ってしまいました。
今上映中の映画「いけちゃんとぼく」やアニメ放送中の「毎日かあさん」の作者です。
ものすごくパワフル!
子供はたくさん日に当てて疲れさせて炭水化物をガガッと食べさせて、ぬるめのお風呂に入れると爆睡する…と言うのに納得です。
食育という言葉が大嫌いだそうです。食事作りに時間を使うより、子供とたくさん遊んだほうがいいから。
仕事については、プライドを捨てて最低ラインから始めればいい。仕事を選ぶな…というような話しでした。
でもアル中のご主人との離婚、再婚、死別と大変な思いをされているのに、とにかく明るい! 見ていて楽しくなりました。
スタジオで作っていたニンニクがたっぷり入った唐揚げ、作ってみようかな。
片栗粉と小麦粉をまぶした上に霧吹きて焼酎を吹き掛けるのがカラリと揚げるコツです♪

セントアンナの奇跡

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163分という長さを感じさせない映画でした。
R15ということですが、事前に内容を知らずに見たので、激しい戦闘シーンや村人虐殺のシーン
では飛び上がってしまいました。村人虐殺は史実に基づいているそうですが、戦争の残虐さを
充分見せつけられました。

1983年ニューヨーク。町はクリスマスで賑わっています。プレゼントを贈る人、カードの切手を
求める人で郵便局も混雑しています。切手を買いにきた初老の男性が、突然郵便局員に銃で射殺
されるところから話が始まります。
郵便局員ヘクターの捜査をするうちに、彼の家の中から歴史的に重要なイタリアの彫像の頭部が
出てきます。カフェでコーヒーを飲んでいた紳士が新聞でヘクター逮捕の記事を読み、コーヒーを
こぼしながら駈け出して行きます。
これらの事件を解くカギは1944年第二次大戦下のイタリアにまで遡ります。

そういえばベトナム戦争を扱った映画では黒人兵を当たり前のように見ましたが、第二次大戦で、
しかもヨーロッパで黒人兵が出てくるものを見た記憶がないような気がします。
でも当然第二次大戦でも黒人兵はいたのですよね。
黒人兵の部隊を投入することを「実験」と称する上官。彼らにとって黒人兵は消耗品にすぎません。
自国では激しい差別を受け、しかしその自分たちを差別する国を守るために闘わなければならない
という矛盾。

彼らは遠い異国イタリアで、差別を知らないイタリア人たちにより初めて人間的な扱いを受けます。
「生まれて初めて人間らしく生きられる。とても穏やかな気持ちだ。」と言うビショップたち。
サムに助けられる少年アンジェロも黒人を知らずサムのことを「チョコレートの巨人さん」と
呼びます。顔をペロリと舐めて「甘くないや」というところ、印象的でした。
アンジェロにとってサムたちは黒人兵ではなく、彼と一緒にいてくれる友達であり仲間なんだよね。
知らなければ差別は生まれない。自分を差別する国のために闘うとは何なのか。
スパイク・リー監督の伝えたいことはこれですね。

いたいけなアンジェロ少年が可愛く上手でした。

ユージニア

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<ユージニア>  恩田陸


日本推理作家協会賞受賞…ですが、これは推理小説なんでしょうか…。

名家でおきた大量殺人事件。犯人は最初からぼんやりとにおわせているものの
はっきりとは書かれていません。
それを何人もの証言から浮かび上がらせていきます。
みんなが事件と関係することをいろいろな角度から語るものの、決め手がなく
その疑問から次は、次は…と気になり、結局一気に読んでしまいます。

最後まで犯人は明確には語られず、誰が犯人かはわかるもののその理由や
方法がやはり明確にはわかりません。
・・・で、何なんだよぅ!!!というのが読後感です。

面白いのは確か。一気に読んでしまうのも確か、ですが。



角川文庫は新潮文庫などと比べると高いのですが、「2冊買うと必ずもらえるブックカバー」
キャンペーンに惹かれて早速2冊買ってしまったうちの1冊です。
スヌーピーとかケロロとかあって可愛いんだもの。
あと、書店員さんのお勧め広告を大々的に打ち出したり、となかなか商売上手です。
不満なのは、このキャンペーンに選んでいる作品があまり買いたいと思えない本だということ。
ユージニアも結構無理して買いました。面白かったですけど。
ちなみに写真は文庫版ではないです…。