どのように投資するか? | spider-thread-21のブログ

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どのように投資をするか。これは永遠のテーマですね。

 

YouTubeなどで色々な人たちが様々なことを言っています。

 

今年は金利が上がるから銀行株だ、金などの貴金属は金利が上がる局面では売りだ、等々。

 

他にも有名な話では、過去50年間を振り返っても米国株は年率7-8%で成長してきた。

 

だから、

 

① 今後もそのペースで成長するからS&P 500のETFを積み立て投資しよう!

② 栄枯盛衰は世の常だから今後は新興国の成長率がより大きくなる、新興国EFTに投資をしよう!

③ 10年~15年周期で成長株とバリュー株の成長が交互でやってくる。次はバリュー株だ!

 

みたいな感じで、結局、色々です。全てが出来るのは既にお金が余るほどある人達だけですね。

 

僕自身は世界的な分散投資、為替の分散投資、業種の分散投資、投資対象の分散投資などをおすすめしています。そしてそれらの比率を一定にして、崩れた時にリバランスをするものです。

 

しかし、

 

分散投資は資産防衛にはある程度有効なモダン・ファイナンス理論によるのですが、それでロスを最小化しても、儲けも最小化される、という意見もあります。

 

一体、何がどうなっているのでしょうか。

 

僕の場合は、先ずは集中投資で資産を10倍以上にしました。これはジェットコースターに乗っているような投資スタイルでした。その後に分散投資に切り替えました。多分、この順序は、概ね正しいものだったのだろうと思います。

 

少しアナロジーを見てみましょう。

 

近年は特に健康ブームが続いています。色々な栄養素を各種サプリメントなどから効率よく摂りましょう、ということでサプリがよく売れているとか。

 

でも、人間の体ってとても繊細らしいのです。炭水化物制限や糖質制限が良いということで過度にそうすると問題も起こしやすくなります。端的に言うと長期的には間接的に老化を促進する可能性があるそうです。要するに人体のメカニズムは解明されていない様々な働きが隠れているのに、分かっていることだけで対応すると分かっていない理由で体が蝕まれるとのことです。極端なメタボでも未だ若い内は集中的なダイエットで体にかけた負担を取り戻して正常な状態に速攻で戻すことも可能ではあるのでしょう。でも、長期的な視点では、体には中庸がよいとされています。実は、タンパク質と言っても動物系タンパク質と植物系タンパク質が半々くらいがよいとされています。動物系タンパク質はよくない、というイメージがありますが、鉄分やら何やら、お肉にも必要な栄養素が満載なわけです。ある栄養素だけが抽出されたサプリからではなく、様々な食材から栄養を摂取するのがよいとも言われますね。これは人間の体が自然から発生し、自然から摂取する栄養素で進化してきたからでしょう。

 

筋肉質な体を手に入れたければ、特に若い頃は、集中的なタンパク質摂取と局所的な筋トレで成果は出ると思います。ただし、中長期的には無理が出ます。ですから、大切なのはその後、バランスよく体を整えることですね。それは日々のバランスの取れた(中庸)食事や、生活習慣が圧倒的な力を発揮するのです。

 

経済も同様だと思います。参加者や攪乱要因が多く、変数が多すぎるのです。一般的な人が資産を10%増やした時に、ある特定の人が1,000%増やしたとしたら、それはよほどのリスクを取ったということですね。リサーチをしっかりして、集中投資をした、と言えば分かり易いでしょう。運の要素もあるでしょう。極端な例で恐縮ですが、その会社の主要施設に爆弾が投下されるという非常に確率の低いリスクが顕在化しなかったということが勝因になり得ます。世の中には徹底的にリスクを調査して、割安銘柄を探す人たちがいます。安い物が安いと分かれば、景気がどのようになろうと、精神的な安定を保ったまま、下がれば買い増すことができるのでしょう。これが集中投資の要諦です。

 

ですから、一般的な投資家が健康的に投資をするには中庸がよいのです。ものスゴイ投資成績を上げた天才と自分を同一視することは妄想であると、先ずは自分を疑ってしっかりと検証しましょう。分散投資は一般投資家には理にかなった投資だと思います。それは確率論の世界です。僕たちがウォーレン・バフェット、ピーター・リンチ、ジョージ・ソロスなどの錚錚たる投資家と同列に鎮座しているなら、僕には何も言う事はありません。

 

しかし、一般投資家の僕たちもパフォーマンスを上げるための、ささやかな工夫は可能だと思います。

 

僕は日本株が下がると米国株や香港株を売って、面白そうな日本株を買います。これって精神的な意味で、結構面倒臭いので、少しくらい日本株が下がったくらいでは態々やりません。今回は買いたい銘柄が80%程度下がったとか、そんなレベルで初めて動くくらい鈍い動きで対応します。これは株価の下落幅や買い時を見極めるのが難しいために僕が取っている「面倒くさい戦術」です。少しくらいの下落なら長期投資の株を売って、為替も売買して、というような手間をかけたくなくなるから、じっくりと動けるということですね。今は、日本で欲しい銘柄が80%以上の下落をし、海外市場の売りたい保有銘柄が30%~100%の範囲で値上がりし、外国為替も10~13%以上値上がりしたという特殊な条件が同時に起こったので、面倒くさくても動きました。これが凡人でも、それなりのパフォーマンスを出す僕なりの秘訣なのです。

 

短期投資はババ抜きのゲームだと思います。誰も信用してはいけませんね。自分も信用してはいけません。だから(難しいですが)機械のように振る舞うのが正解です。そして、長期投資も誰も信用してはいけません。しかし、自分だけは信用することになるかと思います。

 

上手く伝われば嬉しいのですが。参考になれば幸いです。