コロナで閉塞感が漂いますが、僕の周りで前向きなお話があったのでシェアしたいと思います。
三十代前半の女性なのですが、彼女はエネルギッシュ。
高校生の時に米国に行きたいって思ったのですが、両親が大反対。
英語なんぞ話せても単なるツールだ~、ちゃんと日本の学校で勉強すればよいっ、と言われお金を出してもらえなかったそうです。
で、取り敢えず日本の大学に進学、卒業してから就職したのですが、やはり留学がしたくて、26歳までお金を貯めて渡米したそうです。現地の大学でマネジメントを専攻して、なんと主席で卒業、その後は東京のIT企業で勤務も、激務とストレスで商社に転職。
彼女の英語はネイティブ並みで、26歳で渡米したとはとても思えないレベルです。勿論、学業も頑張ったためか、新しいことへの理解や対応力も抜群です。やっぱりやる人は、言い訳から入るのではなく行動から入って結果がついてくるんだと強く思います。
ところが・・・、転職した商社では、上司も同僚も皆、海外の文化への理解や、適切な交渉力もない状況。にも関わらず、的外れの指示を上から目線で出してきて、海外メーカーがしらける会議を連発していたそうです。
僕は即刻転職することをお勧めしました。石の上にも3年とは、時と場合によります。彼女のように米国で血が出るほど頑張った人は、お互いが敬意を持って働ける環境、あんな人になりたい、と思えるような同僚や上司の下で働くべきだと思うからです。そこは利己的と言われようと後悔がないようにアクションをおこすべきでしょう。
ウォーレンバフェット曰く、人を採用する時に見るポイントはIntegrity, Intelligence, Energyの三つを備えている人材かどうか。まったくその通りだと思います。
昨日、彼女から連絡を受けたのですが、転職が決まったようです。しかも、米国で勤務することになり、VISAが下りたと。わおっ!日本で再びバリキャリ系かと思いきや、米国で勝負ですかあ!渡米前にお祝い会をすることになりました(笑)
日本の経済が浮上せず賃金も上がらないことを小泉元首相や竹中平蔵氏のせいにする向きもあるようですが、僕はそうは思いません。僕は採用で日本の有名大学出身の方々と面接をする機会が多くあります。それなりの企業で課長や部長職を務めている方々ですが、正直に言って彼らが要求してくる1,000万、1,500万円、2,000万円の給与を払えるほどの実力は認められません。500万円でもどうかなって思うことしばしばです。もともとのポテンシャルは高かったのでしょうが、ピークが大学入学時点なのかな、と思ってしまう程です。これまでに採用した名前も聞いたことのない大学出身者でも日々研鑽してきた人の方がはるかに、そう、はるかに有能です。
今は情報がグローバル規模で入手できる時代ですから、一部の政治家のせいにする論調は何を意図しているのか要注意です。我々個々人はそのような論調で思考停止にならないようにしっかりと軸を持って生きていく必要があるのではないかと思います。