急ピッチにウクライナが世界的な問題になりました。
僕の印象は以下の通りです。
プーチンが今回の戦争で国内的に切り捨てられる可能性が増大している。
崖っぷちの状況ですが、本人的にも、もうどうしようもない中で進んでいるように思います。
2024年の選挙を戦えないとなってしまうとプーチンといえども悲惨な結末を迎えることになるでしょう。
米国はエネルギーなど、今回の混乱で稼いでいる。遠くの戦争は買いだ、などという大きな声では言えない向きが動きを進めている・・・。アメリカは欧州が金を使えばよい、というトランプの方針が案外と自国の利益になっていると認識している。
欧州は特にドイツが防衛費や武器輸出で欧州の中での権力基盤を増大しようと狙っている。
これは第二次世界大戦後のレジームが転換する歴史的なイベントになるかも知れない・・・。
フランスはドイツだけに権力を渡すまじ、と色々と画策している。
英国は伝統的な混乱期の島国外交となり欧州でのプレゼンスを低下させている。
できるだけお金を使わずにポストプーチンの世界を米国との関わりとの文脈で分析している・・・。
中国は世界の覇権国家への野望、自らの民族弾圧問題などとの兼ね合いで是々非々で状況を見守っているが、そろそろロシアを切り捨てようかと考えている。秋には習近平の終身党首を確定させたいので、世界で孤立するロシアの側につくメリットなどないのではないかと見ているでしょう。中国の外交的状況分析が感情論に流されることはないでしょう。
日本では世界のすべての国が遠くに感じられます。人道的支援は進めるところですが、色々と国内的難問が山積みで、取り敢えず対外的には米中関係が一番の関心事に変わりはない。