今後の世界と伸びる銘柄の条件とは?【長期投資】 | spider-thread-21のブログ

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一般論として株式投資で資産を長期的に増やすアプローチはバリュー投資に軍配が上がりそうです。一部の天才的な専業トレーダーが短期投資で大成功をするケースはありますが、確率的に自分がその天才である可能性は決して高くはないと思います。ブログ「謙虚になるための「まぐれ」のお話」で書いたように、20回連続でじゃんけんに勝つ人もいるので(<0.0001%)、年間100~300人くらいの新興億り人が出ても、その手法を自分が真似できると思うのはナイーブかも知れません。

 

ところで、ここで言うバリュー投資の定義ですが、今は割安という意味だけで、成長株を含むということにします。

 

先ず、振り返りですが、過去5年~10年を見た時に、テーマは何だったでしょうか?僕は以下をあげるのが順当だと思います。

 

1. アベノミクス(金融緩和)

2. デジタル革命(フィンテック、AI関連、等)

 

この二つは多くの方が認識していることだろうと思います。

 

そして金融緩和は通貨安を誘導しました。これまでも通貨についての記事をいくつか上げましたが、これは輸出産業への恩恵よりも日本全体の購買力低下を招いたマイナス効果の方が大きいということもお伝えしました。でも、投資家として見た場合、これは日本が海外から見て安くなった、と考えることになりますね。すると日本の優良企業を買収しようという動きに繋がります。

 

上のようなことを考えると、長期的な仕込みは例えばM&Aを手掛けるようなコンサル、企業の広報関係の支援企業などに投資するのが波を捉える動きとなりえたと思います。デジタル革命と合わせると、ベイカレント、マネジメントソリューションズ、アイ・アールジャパンというような銘柄に投資した個人は先見の明があったと言えます。それ以外にも金融関係のソフトウェア関連会社などに投資した個人も波に乗れたと思います。

 

では、これからのテーマはどうでしょうか。

 

僕は以下のように考えます。今の延長線にあるので驚きはないと思います。

 

1. 環境バイオ

2. デジタル革命(フィンテック、AI関連、等)

 

世界の人口が増え続ける中、環境問題はよりシリアスになるかと思います。そして未開の地を開拓することはイコール未知のウィルスとの遭遇と拡散を助長します。するとコロナに限らず新なウィルスに対して動物ワクチンや人間へのワクチン開発の需要は更に高まると思います。以前のブログで僕が米国のZoetisに投資をしている話を上げたことがあるかと思います。

 

加えて、製薬業界のスキームも近年は変化しています。以前は自前主義で新薬の開発を行うメガファーマが買収を繰り返して巨大化していました。しかし、現状は、新薬開発の多くをベンチャーが担っています。そしてベンチャーはそのライセンスを提供しメガファーマの販売ネットワークを活用するという風に分業構造になっています。その傾向から、僕はSOSEIやGNIを保有しています。

 

バイオ関係も今はAIを駆使する時代になっています。人間がやるべきところとAIが効率化するところが分業作業として成立しているようです。これは解析分野でもそうでAIの活用と解析ソフトの開発は密接に関連しており、これらは大企業だから有利というものではなく、ベンチャーが大化けする可能性がある分野です。

 

これからは巨大だから良いという時代ではないと思います。逆に巨大なことは不利かも知れません。少数精鋭の会社が世界を相手にメガ企業からの分配を少ない人数で割り振るという形です。そして、かつてソニーが操業した時のように、「自由闊達にして愉快なる・・・」というように給与、福利厚生、働き方などの総合力で社員が「働いて楽しい」という場になるのではないでしょうか。朝から晩までこき使われて歯車として働くのではなく、自分達が世界に貢献していることを感じながら、しかも、人間にしかできない仕事に特化して短い時間で成果を出すという生産性の高い仕事です。それは働く場所も時間帯も大きくは拘束されないような世界かも知れません。