Agave Potatorum(ポタトラム) | MEZCAL メスカル Vamos! Mezcal

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麻布十番Bar SPICULEのTETSUです!近年「本国メキシコ」や「欧米」でのブームを皮切りに今後世界的な人気が予想されるメキシコ産の蒸留酒を紹介するブログです。そのミステリアスで数百年続く伝統的な製造方法や香りや味わいの素晴らしさ♪MEZCAL・メスカルの世界にようこそ♬

「King of Agave」のお話をしましょう!!

 

学名 【Agave Potatorum】ポタトラム

一般名は「TOBARA」と呼ばれることが多いですが、「BILIA」と呼ばれる場合もあるようです。

 

プエブラ州とオアハカ州の高地1200m~2300mで成長する比較的に小さなアガヴェです。

 

成熟するのに12年~15年かかるのですが、幅1m 高さ70cmくらいまでしか大きくなりません!

 

ほぼ野生種でとても希少なアガヴェなのと大きく育たないのでメスカルの生産量も少ないことから

「King of Agave」とも言われたりしています。

 

そして味わいもフルーティーなので人気の原料です。収穫したピニャにカビを繁殖させたりするタイプもあり、ブルーチーズのような香りがするモノもあるんですよ♪

 

この「トバラ」というアガヴェは近年半栽培も行われており、種子から苗を育ててある程度の大きさになったら高地の山に植えられるという方法で栽培されています。

 

 

Miahuatlanにある「La Medida Mezcal」のパレンケ(蒸留所)を見学させて頂いた際の写真です!

 

丘の上で小さなトバラの苗を育てている場所です。

 

 

Maestro MezcaleroのAntonio Cortezさんと写っているのは3年目のトバラ!

 

この写真のトバラは小さなときにストレスがかかり紫色に変色しています。

 

雨が降ったりして少しずつ回復して緑色に戻ることもあれば、そのままの紫で大きくなったりもするのだそうです!

 

 

 

当店でも、トバラ!!をご注文されるお客さまも多くなってまいりました♪