今日は細長くヤシの木状に成長するアガヴェのお話をしましょう!
学名【Agve Karwinskii】(カルウィンスキー)
オアハカ州の中央部の谷に自生するアガヴェで、標高が750m~2000mにかけて分布します。
このカルウィンスキーというアガヴェは、同じグループの種類で種類の違うアガヴェがたくさんあるのです!!
このブログでは一般名と定義してお話いたします。
「Cuishe」(クイシェ) 「Cuixe」(クイシェ) 「Madrecuixe」(マドレクイシェ) 「Bicuixe」(ビクイシェ)
「Tobasiche」(トバシーチェ) 「Cirial」(シリアル) 「Barril」(バリル)
ヤシの木状に上に伸びて成長し、葉を落としたピニャも細長い形になります。
変種といいますか、亜種が多いのも特徴で葉の色や形状、サイズなども様々なのですが・・・
写真を見ても、私のように実物を見てきても、なかなかその違いの特徴をとらえるのが難しいです(笑)
他のアガヴェよりも水分の含有率が低く、硬いのだそうです。
成熟には13年~15年かかり、1.5m~2.5mに成長します。
このアガヴェから造られるMEZCALの特徴としては、強いミネラル感があります!
旨味も強く、トロピカルなフルーツのニュアンスも持っています。
甘味の少ない極上のグラッパを連想させるようなモノもありますよ♪
半栽培も徐々に行われており、必ずセミージャス(種子)から苗を育てて作られる品種です。
さあ、次回は「King of Agave」のお話にしようかな~(^_-)-☆