今回はMEZCAL(メスカル)の熟成方法と表記についてのお話です。
【JOVEN】(ホーベン)
メスカルのラベルをよく見るとこの表記が多いことにお気付きになるかと思います。
熟成は一切行われず、蒸留後すぐにボトリングされて販売される商品です。
消費されるメスカルの大半がこのタイプなんですよ!
現地では、テキーラと同様に「BLANCO」と呼称を変更する動きもあるのだそうですが・・・私自身はこの「JOVEN」という呼び名の方がカッコいいな~って思っております。
【REPOSASADO】(レポサド)
この表記はテキーラと同様で、2カ月以上1年未満の間樽に入れて熟成させた商品です。
使われる樽はホワイトオーク材がメインとなります。
ほんのりと優しい味わいとまろやかさが感じられるので、メスカル初心者の方でも飲みやすいですね。
【ANEJO】(アネホ)
きました!アネホ!1年以上3年未満の熟成を経た商品を指す表記です。
使用される樽は、この場合も同様にホワイトオーク材がメインとなっております。
甘味が増して極上のコニャックを思わせるような味わいになります。
メスカルらしいパンチや風味が優しくなるので、また別物のお酒という感じですよ♪
【EXTRA ANEJO】
3年以上樽熟成させた商品です!!!
もう!ブラインドでテイスティングしたら「何だろ?」ってくらいまろやかになります。
最近になり(2016年頃)大きなガラスの瓶に入れて1年以上熟成させるという方法も行われるようになりました。
【Madurado en Vidrio】といい、地下室などの温度や湿度の安定した場所で熟成させます。
私自身飲んだことのない商品なので、次回メキシコに行った際に探して来ようと思っています♪