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本日2本目の記事で、

前回と前々回に繋がる

“手放す”ことについてのお話しです。

 



『受け入れたら手放せる』
を私の体験談から説明します。

以下の文章は、独身の方、
子供を産む選択をしなかった方、
又は何らかの理由で
子供を授からなかった方は、
その人自身の問題にもよりますが、
不快に感じる場合もあるかもしれません。

私個人の経験からの
個人的な考えであることを
ご理解して読んでいただくか、
このまま読まずに閉じて下さいね。


 
私は息子が小学生になる頃まで、
息子が使った哺乳瓶や
ベビー服を捨てられずにいました。

二人目が欲しいという気持ちを
捨てきれなかったからです。

捨てられずにどうしたかというと、
見えない場所にしまい込んでいました。

処理出来ない自分の思いを
隠しているかのようです。



私の周りでは、
みんな二人目をどんどん産んでいきます。

心の中で色々な葛藤があり、
自分について考えてみました。


私は自分の時間が必要な人でした。

子供が小さい頃は、

一人になりたい。
一人の時間が欲しい。

と、いつも思っていました。
子供を可愛いと思っていても、
一人の自由時間は欲しかったです。


小さな子供がいると、
1日中、毎日毎日付きっきりで
自分の時間が持てません。

では、

自分一人の自由時間が欲しい私が
二人目を欲しい理由って何?

と考えてみると、

◆息子の遊び相手が欲しいから。
◆遊び相手がいると私が楽になるから。
◆みんなが二人目を産んでるから。
“みんな”ではないんですけどね。

という理由でした。

「息子の遊び相手が欲しいから。」
「遊び相手がいると私が楽になるから。」

って、

私と息子のために役立って欲しいと、
産まれる予定もない下の子に
期待しています。
ワンオペがしんどくて・・・

「みんな二人目を産んでるから。」

って、

「みんな持ってるから私も欲しい。」

ってのと、同じことです。

もしも世の中のほとんどが子供一人で、
子供2人以上いる人は滅多におらず、
私の周囲もみんな一人っ子ばかりなら、

私は全く羨ましくないし
二人目を欲しいとは思わない。

それに、

息子くんだけしかいない、
と思っていたけど、

それって、

息子くんに対して、
なんて失礼な考えなんだろう😱

いない弟妹の方ばかりに目が行き、
息子くん“だけしかいない”と思ってる!

息子くんが、いる

息子が産まれてくれて今ここにいる。

それだけで、
充分ありがたいことなのに。


まさに、目から鱗です。

『ない』方ばかりしか見ておらず、
『ある』ものが見えていませんでした。

それに気付いてから、

一人っ子だからこそ経験出来る
『良いこと』や『悪いこと』もあって、
兄弟姉妹がいる子には出来ない経験を
息子が得られることにも気づきました。
もちろんその逆に、兄弟姉妹がいる子にしか
経験出来ないこともあります。

当の息子本人は
なんとも思っていないのに、

「兄弟がいないから可哀想。」

そんな色眼鏡で見ていたのは、
私を含めた周囲の人たちでした。
私の友達はそんなこと言ってません。



そのことに気付いてから捨てたのか
捨ててから気付いたのかは
記録していないので忘れましたが、

ちょうど同時期くらいに、
長年とってあった息子の哺乳瓶や
ベビー服を捨てることが出来ました。
奥にしまい込んだまま、
存在すら忘れていた物もありました。
 

どちらでもいいんです。
兄弟姉妹がいようが、一人だろうが。

今、息子がいることが充分ありがたい。

現状を受け入れることが出来たので、
執着する気持ちと一緒に、
物が手放せたのだと思っています。

あと、「もういいや。」って諦めるのには
あれだけの年数も必要だったとおもいます。

 

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