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今回、やたらと『天むす』という
ワードが出てきますが、
本題とは特に関係ありません
🍤
病み上がりに久しぶりに実家へ行き、
家事や身の回りのお世話をしてきました。
父と母に昼食を出して、
2人が食べている間も、
私は食べずに色々用事をしていて、
しばらくして、一人で買い出しに行き、
父と母の食料と、自宅用の食料と、
私の昼食として、天むすを買い込んで、
車に戻り、後部座席に座り、
一人で天むすを食べました。
一人の空間、落ち着く〜
嗅覚が消えて匂いしないから、
味がよく分からんけど、美味い！
そこでふと気づく。
以前は、
私が何も食べてないのに気づかずに、
自分だけ食べてる母にイライラしてたな。
何故なら、
子供の頃から、
母が私のお昼を用意してくれるのが
当たり前のことで、
気にしてくれて当然、と思っていたから。
そんな環境で暮らしてきた事が有り難いね。
認知症が進むにつれ、
そんな配慮が出来なくなってきた母に、
「なんで、気づかないかな？
自分だけ食べてりゃいいの？」
と以前は腹が立っていたのに、
今はもう、何とも思わない自分に、
天むすを食べてる時、気付きました。
「何で、気づかないかな？
自分だけ良ければいいの？」
じゃなくて、認知症だし。
そりゃあ、以前と同じようには、
気が利かないわな
気が利かない母を、
受け入れる事が出来てきたのかも。
母が気が利いても、利かなくても、
別にどっちでもいい。
それが、諦めからの受容でも、
今、無いものに腹を立てるより、
ずっといいわ
もう無いものとは、以前のように気が利く母のこと。
そう思うと、なんか嬉しくなって、
車の中で一人、天むすを食べながら、
心の中で小さくガッツポーズしました
今日はこう思えたけど、
やっぱり時々イライラしては、
ちょっとずつ、
ダメな部分を受け入れて行くんだろうな、
と思います
そして、
この文章を読み返して思ったこと・・・
ワザと書いてる訳じゃないんだけど、
所々に『天むす』を挟み過ぎてる
もしかして、サブリミナル効果のように、
『天むす』食べたくなるんじゃない？
