問39 どんなアプローチで過去のトラウマは解放できますか?
答39 準備が整い、自分の「解放のタイミング」がくれば必ずいい変化はおきます。ひとの手を借りるなら自分のペースに合う方法なのかということを重視して。
本日の問答記録 (2015年 12月 ヨヨギ某所)
まぁちゃん
前回までに、トラウマは出生時にはじまり、人生の過程で大なり小なり誰しももっているもの。
よい意味では学習機能という側面もありましたが、悪い側面は、エネルギーがブロックされてしまうという。弊害として、そのひとの「学習機能」や「思考」や「行動」を制限したり、「可能性」を狭めてしまうことがあり、それは取り除いたほうがいい
というお話がでました。
(ここをクリック→ 問38 トラウマは、取り除かないと幸せになれないですか?)
さて、今回はそんな悪者トラウマの解消方法について具体的なお話を、、、、。
もっさん
トラウマの解消方法ですが、選択のいちばん気をつけるべきところはその「強度」の違いですね。
ここで言う「強い/ハード」「弱い/ソフト」というのは、また前回に続いて「お掃除」にたとえますが、
こころのお掃除を一気にやるのか、それとも自分のペースでじっくりやるのか──の2通りあるということ。
弱い/ソフトなワーク、、、と言えば、ぼくが携わっている「teateセラピー」は、極めてやさしい方法と言えるでしょう。
このセラピーもトラウマ解放のワークですが、teateセラピーでのセラピストは、
ただ手を添える以上の介入はせずに、クライアントに寄り添い、
その方の自然な解放を「待つ」のが特徴です。
穏やかな効果のときもありますが、
クライアントのこころとからだの求めるスピードを大事にして行えるのが特徴です。
それに対して、強い/ハードなワークは、強い呼吸を使うなどして、クライアントの意識にグッと入り、トラウマをひっぱり出すようなタイプのものは強度が強く、これはクライアントにとってもかなりキツいものでしょう。
このような強い方法は、たとえるならスポーツ選手など、
一定の期限(スタートや開幕)までに、全実力を発揮しなければならない→
その期限までにトラウマを解消する必要がある方などには適していますし、需要があります。
個人的には、どうしてもこの時期までに! という強いしばりがないなら、
一般的にはソフトな手法を選んでもいいかなと思います。
自分はどんなペースで、どこまで自分と向き合いたいのかを考えず、知り合いにすすめられたから──などで気軽に選ぶと、実は自分には合わない方法だった、、、てことにもなりかねない。
強過ぎたときには、トラウマ解放のつもりがかえってトラウマになることだってありますから注意が必要です。
お薬と一緒で、時には「強いお薬」には「強い副作用」が起こりえます。
まぁちゃん
副作用! 多少あったとしても、、、受け止めきれなくなるのはマズいですよね。
一般的には最初はとりあえずソフト方法を選んでお試しするといいのかな?
もっさん
「方法選び」を整理すると3つのポイントがあるんですよね。それはまず
①まず自分の準備ができているか
解消したいという気持ちに向かっていないのに、すすめられたから、流行っているから、と手を出さないほうがいいですね。そのうえで
②どこまで解消したいのか
自分のなかのどの部分にフォーカスしたいのかは考えておく。最後に
③どんなペースで行うか
これによって、方法やセラピスト、先生を選んでいくといいかと思います。
まぁちゃん
ふむふむ。
自分で方法を選べるのかなあ??
もっさん
調べてもピンと判断つかない場合は、イメージで、西洋医学の薬と外科手術がいいか、東洋医学的の自然治癒力で治したいか? なんてたとえを自分に問いかけてもいいかもです。
まぁちゃん
なるほど。西洋的なら強め、東洋的なら弱めの選択! て感じですね。
では引き続き。
たとえば、そういったものってどんなメソッドがあるんでしょうか??
まったくの未開拓分野、、、うとすぎて、選びたくても、糸口さえないのですが。。。。
もっさん
まずはソフトな解放なら「teateセラピー」もそうですね。(笑顔
有名なところではTREなどあります。 http://www.tre-japan.com/
これは強度がなかなか強めなトラウマ解放ワークだとプラクティショナーから聞いています。
逃避反射をつかった体操を取り入れ、身体のコアにあってストレスと大きなかかわりを持つ大腰筋を穏やかに刺激。揺れと振動のエクササイズをするものです。
マナブー先生
そのほか一般的に知られているものをざっとあげると、、、、
EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法) 目から脳を直接的に刺激し、脳を活性化するというトラウマ解放方法。 https://www.emdr.jp/
TFT(Thought Field Therapy :思考場療法) 鍼のツボをタッピングすることであらゆる心理的問題を改善させていく療法。 http://www.jatft.org/
EFT (Emotional Freedom Technique ) TFTから派生したものでクライアントが特定の課題に集中している間に経穴タッピングするというもの。
http://www.eft-japan.com/
などでしょうか。
生命エネルギー、エネルギーフィールドを扱ったよりスピリチュアルなトラウマ解放ワークとしては「プラニック・ヒーリング」の「サイコセラピー」が私の知っている中では有効だと思いました。
「色のプラーナ」というものを使うことによって、通常のヒーリングと同じ技法で行えます。
http://www.bodycenteredpsychotherapy.net/4949931.ja.html
ここではそれぞれを詳しくは説明はいたしませんが、ご興味あればご自身で調べてみてください。
まぁちゃん
求める結果はみな同じといえば同じといっても、ここに挙げただけでもずいぶんありますね~~。
もっさん
先ほど「方法選び ①~③」でもお話したのを重複しますが、タイミングは
すべてはご本人の 準備ができているか、できていないか ──です。
怪我のかさぶただって、無理に剥がしたら痛いじゃないですか。
取れてもいい時期なら痛みなくスッと取れて、跡も残らない。
まぁちゃん
準備ができているか、どうか、、、、、か。
もっさん
さらにそこらへんの理解を深めるため、
ここでトラウマ解放の一般的なプロセスについて、ちょっとお話しますね。
トラウマ解放の進み方には4つの段階があります。
①問題が顕在化してるかしてないかに関わらず、自分にトラウマがあることに気がついていない段階
②出来事や行動などのなにかをきっかけに、自分のかかえるトラウマに気がつく段階→反応として、そのことを嫌悪する感情が生まれます
③自分のなかの嫌悪感を押さえ込もうと、トラウマの記憶にフタをしようとする。しかし押さえ込めない段階→意志の力で乗り越えて過去の自分に負けない強い自分になろうとする
④負けないと必死で戦う自分をいい意味で諦める。傷を明らかに認める段階→からだもこころも解放され「楽」になる。
という道をすすんで解放へと向かいます。
③段階では、一見乗り越えたかのようですが、自分の歴史を否定しようとしているので、それにより自分がブロックされ、可能性まで抑制されてしまいます。
④段階で、自分と再度仲良くするという道を歩き始めると、トラウマはその役目を終え、からだやこころが解放されていく。
エネルギーのロスがなくなり、よりよい人生がおくれるようになる、、、。
たぶん、ここまでくると、②③の段階では、自分の汚点や、嫌悪すべきところになっているのでひとに話すことはできなかった話も、自分をかたちづくるの歴史のひとつとして、ほかのひとにも話しができるようになるでしょう。
なにかのセラピーなどを受け、①から②になるひともいる。
直視できずしばらく③で過ごす時期もある。。。
なんだかまどろっこしいようですが、そういう段階を経るのは、個人のトラウマ解放に必要なステップです。
仏教的な解釈でいうと③は強為 ④は任運無作 にあたります。
まぁちゃん
このトラウマ解放プロセスを誰しもたどるものとすると、
外からの助けをもし得るなら、、いつがベストでしょうか?
トラウマを取るタイミングってあるですか?
もっさん
きっとトラウマ解消したい方は、②段階~④段階にあたりで、セラピストや方法を模索し始めると思います。
けれど、さらにこのトラウマ解消の「秘訣」というか、
最大の「秘密」を明かすと、、、
究極的には本人の「解放のタイミング」がばっちり合っていれば、実はセラピストや先生、手法の選択が「最も重要」でもないんですね。
まぁちゃん
ええええええ。なんと。(汗
それはどういう意味でしょうか?
もっさん
つまり、とあるひとのところへ行ったから辛さから解放された──というような単純な話ではなく、ご自身の解放のタイミングがいまきた、自己治癒の力が最大に発揮された、施術者はちょっと進む方向へと肩を押しただけかも、、、、などと状態を多角的に判断してほしいな、と思うんです。
スピリチュアルの視点で見るなら、そのひとの「魂の必要性」に応じて、たまたまその時期に現れたひとや方法を選んだ、ということもあるかと思います。
まぁちゃん
えー、、、そうなんですか?
もし辛い状況からそこへ行ったことで解放されたら、、、
ついつい頼りたくなっちゃいそうですが、、、。
もっさん
こんなこと言うと、商売あがったりですが (笑
解放してくれた先生やセラピストに感謝するのはいいけれど、必要以上に妄信したり依存してしまっては、ほんとうに大事なことを見落としてしまいますよね。
大事なのは、ご自身のこころの成長や、乗り越えた自信、スピリチュアリティの向上などです。
マナブー先生
タイミングもあるかと思いますが、実際エネルギーワークを受けたりキネシオロジーの施術で、トラウマが取れた、という話はよく聞きます。
ひとにやってもらう場合、「過去」に関しては取ってもらえるんですね。
じゃあ、これから起きる「新しいトラウマ」に関しては、どうしたらいいと思いますか?
まぁちゃん
、、、大小あれど、トラウマは生まれたときから。
生きている限り発生するって考えると、、確かに、、、どうしましょう。
マナブー先生
やっぱり、自分を見つめ、4つの段階を「自力で超えていく」ことも大事なんです。
まぁちゃん
マナブー先生、厳しいお言葉!
でも、そうしてもそこが難しいからプロに頼りたくなるのが、ひとの常でもあり、、、。
もっさん
「自分で超えていく力」──これは、先ほど言った、セラピストを過剰に信じない依存しないように、、、とも通じます。
こういう事に関しては、セラピーを提供する側もどこに向かっていくか、未来を見つめる必要もあるのかもしれません。
セラピストの役割を「癒し手」としてと「導き手/ガイド」という側面で考えると、
「癒し手」は無意識にも、とにかくその方の悪いところは取り除いてあげようとしてしまう傾向がありますが、
これからのセラピーは、もう少し「導き手/ガイド」のエッセンスを取り入れて、クライアントさんと並走して、クライアントさんご自身の強さ、自己治癒力も高めれたらいいなあとぼく自身は思うんです。
まぁちゃん
並走というのは心強いですね。
さて、ここまでお話してきて、
今回はトラウマ解放への4つの段階、そしてどんな手法やひとを選ぶのかのヒント。これは具体例もあがりました。
さらに、いちばん大切なのは「本人の解放のタイミングに合っている」かどうかということ。
これを抜きにはどんなに素晴らしいセラピーを受けても、トラウマ解消は難しいとも言えるのではないか、、、と今回の問答をしていて感じました。
どうしても今の自分の欠点と照らし合わせ、過去の自分の傷のことに目が向きがちですが、
自分をそのまま見つめ、自分自身でも変化していけるよう、自己治癒力や精神力、あるいは体力を誰かの手をかりながらも、ちょっとづつトレーニングするのが、「トラウマ」への今後の課題になるのかなと思います。
今日はありがとうございました。(^-^)ノ
マナブー先生&もっさん
ありがとうございました(^-^)ノ~~(^-^)ノ~~
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