問40 [人生相談]可も無く不可も無く、、、な日々から脱してもっと「充実した人生」をおくるためのいいアドバイスをください!
答40 大きな目標をもって自分を整えて日々を過ごすこと。ほんとうに好きなことを仕事に決め、迷わずひたすらに続けいけば、人生は充実しいつしか自分の世界も広がっていく。
本日の問答記録 (2015年 12月 ヨヨギ某所)
まぁちゃん
ひさびさやってきました。
2015年内最後の スピリチュアル人生相談 第4回 です。
スピリチュアル人生相談 ではいつもと趣向を変え、
質問はよりリアルで具体的、個人の悩みの相談にお答えします。
回答者はいつものおふたり。
セラピスト目線癒し系もっさんと、エソテリック目線左脳派マナブー先生です。
今回の相談者は30代のUさま。
「30代に入って数年、まわりはいままでより責任ある仕事をまかされ活躍したり、転職したり、結婚したり、ととても充実して見える。ぼくはと言えば、仕事はきちっとやっているし結構がんばってると思うのですが、どうも自分が思うほどの結果が出てなかったり、私生活もそこそこ活動はしているものの、いまひとつパッとしないまま。
よりよい人生を送りたいとは思っているので、気になったセミナーやワークショップには参加してブラッシュアップの努力はしています。ただ、そのときはおもしろく学べるのですが、実践として続けるのは難しいし、成果の実感まではいたりません。
今年1年振り返ると、可もなく不可もなくという感じだったなあ、、、と、ちょっと落ち込み気味。来年に向けて「充実した人生」を送るためのいいアドバイスをもらえますか?」
とのこと。
人生の充実感はそのひとの「生き方」そのもの、、、、今回はどんな回答が出てくるでしょう?
もっさん、続いてマナブー先生の回答になります。
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もっさんからの回答
うんうん。充実した日々、よりよい人生を送りたいということですよね。
それではまず、あれやこれやとがんばる前に、
第一に現時点での「人生の大きな目標」を決めてみてはいかがでしょう?
まずはゴールがどこにあるのか設定しないことには、向かう方向性が見えてきません。
それが決まれば、そしてそこに近づく方法を探し、日々おこなう、それだけに。
例として、ぼくの場合の目標をお伝えすると、ぼくの目標は「世界平和」です。
こう言うと、もっさんずいぶんと大きな目標じゃないか? と感じる方もいるかもしれませんが、
この目標設定のポイントは「自分だけの幸せ」をゴールにしないということなんです。
なぜかと言えば、個人の欲求や欲望を達成するようなことを設定しても、実際は叶わないことが多いですし、その過程で自分の利益のためにひとを蹴落としたり、、、なんて選択も必ずや出くるでしょう。
いろいろあっても、まわりのみんなも喜んでくれるほうが、自分自身も嬉しいじゃないですか?
なのでぼくは「世界平和」イコール「自分の幸せ」と考え、これを大きな目標にしています。
そして、その目標のために日々「自分をどう磨いていくのか?」
さらに「世間のために自分をどう使うのか?」を考えて具体的な行動にしています。
「自分をどう磨いていくのか?」その基本は「自分を整える」ことですね。
朝の水シャワーや適度な運動、呼吸法、ストレッチで心身をいつもニュートラルに整えておく、食事は食べ過ぎ飲み過ぎないように──
でしょうか。
まあ、たまに食べ過ぎ飲み過ぎはありますけどネ。(笑
そのときは「その気持ちの悪さ」をよーく実感して味わっておくと、ぼくの仕事(セラピスト)には生かされてきます。自分の身をもって体感したことがマイナスなものでも、そこから学べばひとに伝えられることもぐっと増えてきます!
次に「世間のために自分をどう使うのか?」ですが、
その目標に向かい、どう行動するか──これは、よくぼくが引用する仏教の言葉になりますが、
「任運無作(にんぬんむさ)」の態度ですね。
運に任せてなすこと無し。
曹洞宗のお坊さん藤田一照さんも「運にまかせ何もしない」というお話をよくされています。
これは「強為(ごうい)」と対となる考えとも言えます。
「強為」とは簡単に言えば、何かをなすために結果のために意識的に取り組んで、強引に行うこと。
ぼく自身も以前はこの「強為」の姿勢で目標に向かい取り組んでいました。
言うなら、自分も周りもコントロールして、自分の思い通りにしようとひとに強要したり、自分も過度にがんばりすぎたり。表面上はどうにかいっているようでも、実際は周囲と自分との関係は、折り合ってなかったように思います。
ぼく自身が「強為」をやってみて、やり切って思うことは、
それよりもいまは「任運無作」の態度がよりよい結果を生むのではないかということです。
ひとそれぞれの方法でやれることはやって、おおきな流れに任せて目先の結果だけにこだわらない。自分をフレキシブルに変えていくほうが周囲との調和がはかれるし、なんといっても自分の内側での調和が以前よりもずっととれている! と実感しています。
とはいえ、結局はそれもまた流れで、「強為」と「任運無作」は、人生のなかで繰り返されていくのではないかと思うんです。
「任運無作」極まればそこではどうにもならなくなり「強為」の姿勢で打破していく→「強為」でやってみてその後は「任運無作」で手放す、、、、というように。
ただ、どんな繰り返しでも前の「強為」(あるいは「任運無作」)より、自分もまわりのひとも課題となることも確実にブラッシュアップしていきますし、その積み重ねで結果はついてくる。
相談者さまも、この繰り返しに自然に従えばうまくいくんじゃないかなあ、と。
最後にあとひとつつけ加えるとするなら「こころがけ」
日々を穏やかに学び多く過ごすための秘訣は「人間万事塞翁が馬」です。
良いこと悪いことどっちが起こっても浮かれたり、悲しみすぎたりしないで事実を見つめる。
がんばっても挫折が続いて出口が見つからくても、じっくりと「任運無作」と思って目標に向かっていればいつか実になると信じていきましょう!
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マナブー先生からの回答
人生の充実感の大きな部分占める「仕事」──というところに焦点を当ててみると、
わたし自身は大きな意味で「好きな分野」から離れて仕事をしたことはありません。「それ以外したくない」つまりは「それを仕事にするしかない」という人生を送ってきました。
ただ、わたしの仕事 A・ベイリーの著作研究のようなスピリチュアルな分野はいくら好きでも、実際、まったくお金にならない。いちばん好きなことはできるけれど、ちょっと前までは、金銭的にも厳しく時間も無いから趣味さえ持てない。ほんとうの意味でリラックスする時間も無く過ごしてきたな……と思います。
この道は厳しいとは覚悟していたけれど、思うよりもなかなか軌道にのらなかった。
そのため、核となる著作研究や啓蒙活動以外、スピリチュアルのカテゴリーのなかで実にさまざまな関連分野の仕事をたくさんしてきました。
つまり、「いちばん好きなこと」のために、「いちばんではない」こともしてきたというわけです。
現在の自分の活動に関わりの深い「エネルギー医学」や「ヒーリング」の分野も最初はそのひとつだったんです。ただ、長年にわたり関わり続けてきてみると「エネルギー医学」も「ヒーリング」分野にも、いまではすっかり興味も愛着もわいて、「かなり好きなジャンル」になっているし、一生関わり続けたい分野と思っています。
そして、わたしの本分、A・ベイリーのエネルギー的観点やアプローチは、この医療関係の分野で特に注目され、よく知られているため、結果的にはそこがわたしの核となる活動の社会への切り口にもなったんです。
つまり好きなことは、地道におおきく外れずに続けることでいつのまにか広がっていく。
これらわたしの仕事選びや経験から相談者さんにアドバイスできることは、
相談者さんの生き方の選択として「自分にはこれしかない!」というものを早くみつけること。
自分の可能性を限定するということは、ほかを捨てるということであり、それくらいひとつのことに集中できなければ、スペシャリストにはなれません。好きなことなら集中できるし、結果、集中できたひとは才能以上に活躍できるでしょう。
自分はこれだ! と決めたら、あんまりごちゃごちゃ考えず、素直に「それで生活していける」とも考えた方がいいでしょう。
特に多少でもいま生活に余裕があるなら「これ」と絞って、果敢にチャレンジしていくやり方はとても有効なのではないでしょうか。
では、そんなほんとうに好きなことをどうやって見つけるか
──相談者さんはさまざまことに好奇心をもって行動もしているようですが、どうもなかなか実感まではいかないようなので
「ひとに喜んでもらう」というのを指標にするといいのではないかと思います。
わたし自身のやっていることは直接ひとに喜んでもらえたり、親切な行為を相手にしたりするものではない。けれど、エソテリック・ヒーリングなどの開催講座に参加してくれた方から「わかった!」「疑問が解消した!」といった感想をいただくと素直にうれしいし、そういう役立ち方、喜んでもらい方もあると思っています。
つまりどんな仕事でも「ひとに喜んでもらう」ことはできる。
それには楽して、ただふつうに仕事をこなしてるだけでは駄目だし、自分の利益ばかりを優先して考えていてはマイナスになるだけ。
自分自身が仕事へのエネルギーを高め、いつでもよりよい質を追求し提供していけたら、相手のためにもなり喜んでもらえる。それこそ自分の充足感も深まって、人生全体の「いい循環」が生まれてくる。
それでも「好きなこと」になにかピンとくるものが浮かんでこないようであれば、、、
相談者さん自身の「過去」に好きなこと発見する方法もあります。
わたしの話に戻りますが、わたしは子供時代、体育がいちばん、次いで数学が大好きでした。将来は 数学者になりたい と思ったくらい!
そして現在、活動のメインになっている「エソテリック・ヒーリング」その内容は実に「数学的」なんです。
つまり、わたし自身は「エソテリック・ヒーリング」に関わることで、大変なことや苦労も多いけれど、子供のころからの「深い欲求」を満たしていると思います。
それがいまの自分自身の充足感にもしっかり結びついている。
相談者さんが子供のころ好きだったこと、この機会にぜひ思い出してみてください。
それでも、そんな特別「好きなこと」ないなあ──というなら、
いっそ仕事は「何でもいい」。
なぜなら、その仕事のなかで、好きなことだけでなく嫌いなことも淡々とやり続け習慣にしていくということも「人生を充実させる」ための、とても現実的な方法のひとつだからです。
ただしそこには、現代に失われつつある「忍耐力」が必要になります。
この「忍耐力」は楽しいだけでは育たない。
スピリチュアルな視点で見ると、この「忍耐力」を保つには、自分自身をエネルギー的に高い状態で保っていないと駄目。こころの状態や身体の状態のどちらかでも傾くと、すぐに「忍耐力」も保てなくなる。
逆にこころも身体も自分の努力でいい状態をキープできれば、「忍耐力」も保持されて、結果的には「仕事が充実する」うえ、自分自身はいつも穏やかに「整った状態」になり、「人生の充足感」も高まるでしょう。
上記にあげたすべて──人生の好きなことを見極め辛くても生涯の仕事とする、あえて考えず自分を磨き「忍耐力」を鍛える、、、、正反対の選択のようですが、どちらの選択にも共通な答えは「とにかく続ける」ことです。
そこには人生の満足感や達成感は必ずあります。
真摯に続けることで、そこから、いつしか自分の人生や世界も広がっていくでしょう!

Photo credit: Asja. via Foter.com / CC BY