この世に生を受けたとき

私は仮死状態でした。

 

 

ほっぺを叩いても、

逆さ吊りにされても、

お尻を叩かれても

産声をあげることはなかったそうです。

 

 

その後どのように生還したのか?

とお思いでしょう。

 

 

母から聞いた話では、

ドクターが小さなわたしの心臓に注射を打ち、

それからようやく産声をあげたそうです。

 

 

もちろん、その記憶はありませんが、

出産って親も子も命がけですね。

 

 

命あることに『感謝』です。

 

 

 

 

 

 

 

その後、3歳になる頃に

小児喘息を発症してしまいます。

 

 

夜になると必ずと言っていいほど

発作が出てくるんですよね。

 

 

何度病院に担ぎこまれたかわかりません。

共働きの両親も疲れていたと思います。

 

 

小学生になる頃

私は両親に気をつかい、

発作のとき病院に連れてってとは言わず

夜明けまで苦しんだ日も

何度もありました。

 

 

 

寝ている親を起こしてはいけない。

 

もしも起こしたとして

嫌な顔されたらどうしよう?

 

 

 

そんな犠牲や我慢、

罪悪感を持ち始めたのも

ちょうどこの頃だろうと思います

 

 

 

明け方太陽が昇り始めると

少しずつ呼吸が楽になり、

 

一晩中息を吸うことを

精一杯頑張ったわたしの体は

崩れるようにやっと眠りにつくのです。

 

 


 

 

 

当然、保育園にも行けないので

祖父母と過ごす時間が長かったです。

 

 

友達との関わりも少なくて

話にもついていけず、

人見知りな子どもになってしまいました。
 

 

 

 

そんなわたしの両親は

真面目でとても厳しい人でした。

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

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