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湧久くんご出演ということでシアターウェストへ。


主演は木暮真一郎くん、ヒロインが島田彩ちゃん(ブルックリンのタイトルロールが素晴らしかったです、今回も歌に魅了されました)、湧久くんが年齢的にもぴったりのキャラをすごく好演で(ペルソナからさらに身長が伸びてて雰囲気も大人っぽく、→「衣装のせいもあるみたいですよ」と爽やかに語ってくれるあたりもー、なんだかすっかりお兄さんです)。



木暮くんと彩ちゃん、文通ではすごく楽しくやりとりしてるのに、現実では(お互いを認識できてない)最悪な相性でケンカばかり、という同僚なのですが、カフェで会う約束をした日に思いがけない出来事が。



帝劇経験の歌ウマさんたち、ダンス上手さんたち、の中で有川マコトさんはお芝居の質感がだいぶ違うかも?と感じる瞬間もありますが、ソロで朗々と歌ってらして(ピッチ正確)、おおー!と感動でした、1幕ラストの思いがけない行動で…こんな展開?と思ったものの、2幕でちゃんとお姿が確認できてホッとしました。



小南くんが、ルックスを活かしたチャラいキャラを堂々と演じててお見事でした笑、地味でイケてない笑木暮くんとの対比?も面白くって。


舞台上では久々のtekkanさんの美声が素晴らしかったです。



青学7代目堀尾くんの岩義人くん、アンサンブル的な出演でしたが、ソロ曲(ロマンチックなカフェの責任者)がすごく安定してたし、イケメンなキャラをさらりと演じて、大人っぽいたたずまいに感動~。



1幕の木暮くんと彩ちゃんの言動には感情移入が難しかったのですが、こーゆー結末なら納得、な無理のないハッピーエンドで、最終的には楽しかったです。



終演後は、湧久くんFC会長のNさんと一緒に楽屋に。すっかり大人な湧久くん、ちょっとした受け答えがほんっとにお兄さんぽくて…、今後の進路が気になるところです、次の作品も楽しみにしてます!



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初演は未見、大島崚くん主演ということでCBGKへ。

 

2014年に観た勇貴くん出演の「雷が丘に雪が降る」とつながっているお話でもありました。海神と火神キャラが横入り笑。「ヤマト」火の国の大ボス龍造寺。

壱岱さん演出らしさがふんだん、女優さんたちも殺陣やアクションが激しくって、敵のチームや黒幕にもそれぞれ戦う理由があり、味方なのに裏切る者たちもあり、どのキャラにも感情移入(あるいは、おバカだけど好感持ったり笑)してしまいます。

 

崚くんは次期国王たるべき長男なんだけど、面倒なことは全部弟(田中宏輝くん、野心満々な弟王子がぴったり)に押し付けてふわふわと生きてるのですが、伝説だけの存在と思っていた人魚(栗生ちゃん、パワフルな歌が相変わらず素晴らしー)を助けたことで…(人魚を食べると不老不死になる、という言い伝えのために、様々な企みの的に)

崚くんを支える武闘派部下の鵜飼主水さん、殺陣ももちろん凄いけど、崚くんに対する視線が優しくて安心感。孤高な戦士の市瀬さんは、さすが異次元な殺陣ですが、崚くん王子とこの国を守りたい気持ちが切実に伝わって、寡黙だけど目配りのきいた大人なキャラでした。

 

「国を守るために戦う」とはどういうことなのか、戦わないで守ることはできないのか、自分の故郷を大事にするとはどういうことなのか、いろんなメッセージを受け取りました。

劇場に入ると開演前からもうセットが海の国、明日から夏休み(なので今日の終業後から夏休み)、というタイミングで観るのにぴったりの作品でした、照明や紗幕の効果がすごくキレイで、海の底だったり海岸だったりする気持ちに。

 

初見のキャストさんもいらっしゃいましたが、壱岱組の方も多くて、みなさんそれぞれ大事な場面があって(キャラの気持ちが伝わってきて)、激しいアクションと丁寧なお芝居が同居していて、休憩なしの2時間半

があっという間でした。

なのに、その後たっぷりなトークショウもあって、MCは壱岱組の萩原くん(追放選挙チームの方々(聡ちゃんとか杉江くんとか)が劇場のいろんなところに)、壱岱さんは後方から見守りポジション笑、役者さんたちに鋭いツッコミがあったり、いちばんの強面仇役な宗くんのあーんな笑姿とかー。

長倉くん、舞台で久々に拝見しました、殺陣がお見事でカッコイー。

 

 

8/7に観た「りさ子のガチ恋 俳優沼」、すごい問題作笑でした、片手間では感想が書けない…、追々頑張ります。

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BD観劇。シンディFCにお願いしたら、端っこだけど最前列をいただきました、初・帝劇最前(これまでE列とかC列は経験ありますがー)。

ジュークボックスミュージカルというのか、キャロル&ジェリーの曲とバリー&シンシアの曲他、半分以上が「懐かしー」曲だし、ザ・ドリフターズとかシュレルズとか、アンサンブルさんたちが演じてるのが大迫力で、まるで本物を生で見てる感じ。

二つのコンビがそれぞれ曲を作りながらピアノだけでシンプルに歌い始めてフルコーラス歌ったり、途中で有名グループのステージに変わっていってゴージャスアレンジになっていくのも聴きごたえがありました。

 

欲を言えば、帝劇じゃなくてクリエで観たかったー。

採算とかセットとかの都合があるのかなとも思うのですが、もっとぎゅぎゅっと濃密な空間でキャロルの人生を感じたかったです…(グランドホテル@ACTの時も同じように感じました)。

シュレルズたち他の衣装がめちゃ早替え??と思ったら、上着のボタンをはずすと裏側がステージ衣装になってる!っていうすごい工夫。

男性アンサンブルさんたちは袖で早替えの方々もいっぱいいたと思います。

 

真治くんは、キャロルを見出すやり手プロデューサーのドニー役、ビジネスライクで効率と稼ぎだけが頭にあるようなキャラに見せてて、ジェリーの入院先に駆けつけたり、キャロルがロスに移住する場面ではちょっと涙ぐんでたり(最前でもホントに泣いてるのか、上手く涙を見せてるのかどっちにもとれる感じで…)、(この歌ウマメンバーに混じって)ちょっとハモってみたりするところもあって、出番は多くはないものの、すっごく印象的でした。

 

彼方くんは、キャロルとコンビで売れっ子になったのに、ビートルズやボブ・ディランの台頭で、「自分たちが時代遅れになっていく」感に苛まれ、浮気したり薬物に手を出したり、という問題夫のジェリーですが、自己チュウなところもありながら、アーティスティックで、嘘がつけない不器用なキャラ、がピッタリでした、作曲途中のキャロルと一緒に歌いだすところとか、本当にステキ、声にもうっとり。

私はカーペンターズきっかけでの後追いですが、ずっとオールディーズな曲が大好きだったし、「全然時代遅れじゃない!」とジェリーに伝えたい…(「オールディーズ」という呼び方はお気に召さないかもしれませんが)

 

奈々さまの歌は本当にソウルフル、「歌いたい」「私には曲作りしかない」という気持ちがひしひしと伝わります。

やっぱり平原キャロルも観たいな~

 

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ロイヤル現役時代に日本公演があったか分かりませんが、実物観られなかったのはすごく残念(観てたら即座に大ファンになってたに違いなく)。

ロイヤルプリンシパル時代の映像は少なめですが、さすがにこの年齢だと幼少時からの(荒いけど)映像がたくさん残っていて、もう少年時代から踊りが断然outstanding!!

家族としては、どんなに苦労してでも(まずはキエフに)(そこでもすぐに一番になって)(リトルダンサーみたいにロイヤルのオーディションを受けて合格)、どんなに学費がかかっても(お父さんとおばあちゃんがそのために外国に出稼ぎに)、最高の環境に送りたい、と思うのは自然に感じました、そのことで家族間に軋轢?が生じて、いちばん苦労したはずのお母さんにわだかまりが残ってしまうセルゲイ…。

各時代のダンスの素晴らしさにはもちろん圧倒されたのですが、「才能を伸ばしてもっといい生活をさせたい」「とにかく学費を工面しないと」と必死な姿勢だったお母さんの告白にいちいち涙、なのに、子供時代にちゃんと反抗できなかった?(バレエ漬けだった?)せいで、20代になってからもお母さんへの不満がくすぶっていたり。

超絶なテクニックと表現力で、ロイヤル史上最年少でプリンシパルになるものの、わずか2年で電撃的に退団、「ばらばらになっていた家族を(自分が頑張れば)またひとつにできる」ことが頑張る動機のひとつだったかも知れないのですが、両親の離婚があったりして(本人が具体的に理由を語るわけではないのですが…周囲の憶測)、苛酷なレッスン漬けな日々を乗り切るインセンティブがなくなった…のは伝わってきました。

 

退団後の迷走(でもどの場面でもダンスはとにかく素晴らしい)、"Take Me to Church"映像でのダンスは圧巻、やっと家族を公演に招待できるようになったり、これからも何らかの形で踊り続けてくれることを信じてます!そうじゃないと勿体なさすぎる、どんな形でもイイです。

(踊らないだろうけど笑、来年公開のブラナー監督の「オリエント急行~」に出演のようで、あの役がJ.デップだし、楽しみです。)

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ごひいき番町ボーイズ☆公演@シアターグリーンに行ってまいりました。

フライヤーから想像してた内容とはだいぶ違いました!っていうか、主演を張った糸ようじくん(本人役)が「分不相応」な罪でコバケンポリスに逮捕されて、「お前の名義では3枚しかチケット売れてない!」(1枚はコバケン、1枚は弟)っていうあたりで、アレ?これ?と思ったら、ラストまで「We Love 兄さん(@さと兄)」でした!ビックリ。

糸ようじくんと番ボに合わせて少しだけアレンジはありましたが、強面の悪役(兄さん版ではこばかっつ、今回は勇くん)の場面での「みーたん」まで同じ笑。途中で入る曲は歌詞・メロディ全然別でした(兄さん版はだいぶ聴きこんでました…)

勇&要の登場は楽しかったです(二人並ぶとちゃんと区別がつくようになりました笑、片方ずつだとちょっとまだ…)、やっぱり歌がすごく上手いし、ダンスもカッコイー、改めて二葉bros.ファンになりました。(立海の凱旋公演が待ち遠しい!)

 

ところどころで説明ゼリフを入れる演ジェル(笑)役、「初舞台」をアピールしてた織部くん(候補生)が面白かったです、段取り的には色々あったけど笑、みんなで揃って踊るダンスは軽々としててすごく上手でしたー、ハートの強そうな感じも今後に期待!

兄さん版ではかっちが演じてたイジワルキャラは、ごひいき砂健くん、かっちに負けないくらい、白い学ランとか体操服とか似合ってました、イジワルが空回りするお芝居もすごくぴったりでー。

 

要所での展開とラストが分かってしまっている、こと以外(番ボくんたちのお芝居とコバケンさんウラシマさんの面白さ)はすごく楽しめました。もうちょっとだけ違う流れだったらビックリできたのにー。

 

 

もぎりに入る前にフライヤーを撮ってたら、隣の劇場(バッキャローシリーズ)に観劇にいらしてたごひいきくんに遭遇、声をかけていただいて嬉しかったです!そっちも行かなくちゃーと思ってるのですが。。。