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(7/20)

哲学的で幻想的な作品でした、いろんな箇所で感動~

主役ゴッホのしんたくんには、どの作品でも驚かされることばかり。

今回も丁寧な役づくりにひたすら心を揺さぶられ続けました、泣。

 

破壊ランナーのテーマにも通じる?と感じたのですが、「(自分の限界を超えることで)世界を変える」無謀とも思えるチャレンジ、そしてそれを成功させる主人公のストイックな孤高さ。見守る(足を引っ張る人もいる)周囲への影響。

昆虫たち目線で世界を観ることにも改めて驚きと感動が。

 

ロボ・ロボとか破壊ランナーとかの出演者さんも多くて(多和田くん版ソラオは未見)、シャトナーさんに信頼されてそうな若い役者さんたちが楽しそうに個性を発揮していてすっごく面白かったです。

RUN&GUNの3人を揃って拝見するのも久しぶり、3人一緒の場面はなかったものの、雄也くんと幸ちゃんの場面(自由過ぎる雄也くんに鋭く突っ込む幸ちゃんがさすが笑、M1グランプリレベル笑)、雄也くんと彬くんはリアルに漫才(息ぴったり!)

みかちゃんの女王様(アリ)、そこに仕えるちゃんじん(忠実)とおざりょくん(エラそう)、がそれぞれぴったりなキャラ!だったり、平田裕一郎くんのパワフルなカマキリぶり!片方の腕が無くなってもプライドは失わない、二枚目なキャラづくりにも感動しました。

ミミズ役のみねくん、(ゴッホとベアトリーチェを繋ぐ)かなり大事なポジションだったのですが、ふざけているようですごく丁寧なお芝居(この回4列目のまあまあセンター)なのがよく分かって、みねくんは毎回(派手ではないけど)濃いキャラをギリギリのところまで攻めている感じがすごいー、と改めて面白く拝見しました。

 

 

早めに着いたので、久々に銀河劇場のカクテルをいただきました。

種類がたくさんあってすごい迷ったけど、アルコールの種類と色で「クビカリアリ」のドリンクに。酸味が効いてて美味しかったです!

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(7/20昼)

ごーちゃんが博雅役ということで(午後休とって)、六行会ホールへ。

この回の晴明役は西山宏太朗くん(舞台は初見)、さすが声優さん、声だけでいろんな表現ができるー。

ごーちゃんは、健全なお坊ちゃま博雅がほんとうにピッタリでした、晴明に度々「博雅はいい男だから」と評される好人物ぶり(何事にも全力、基本的には人を疑うことがない)をちゃんと表現されてたと思います。

覚悟はしてたけど、夢枕獏先生の小説が基なので、いろいろとエグい表現もあるのですが、ぎりぎり何とか面白く堪能させていただきました。

リアル琵琶の音色がすごく印象的(ストーリーの一部でもあり)、そっか琵琶ってそういう経路で日本に入ってきたんだ?という発見もありました。

ごーちゃん的には、朗読劇は(ハケられなくて袖でお水を飲んだりできない)みたいなタイヘンな部分もあって、普通の舞台よりもしんどいところもあったーというコメントがありました。観客としては気付かなかったポイントでした…。

 

入場時のもぎりで、すぐ後ろにごーちゃん事務所の社長さん!と思ったら、「~歌姫」の時の野沢さんと城戸さんもお見かけしました、観に来てくださっててほんっとうに嬉しい!これからもごーちゃんをよろしくお願いします!(と念を送っておきました、本当は直接お願いに行きたかったです笑)。

 

 

獏先生からお花が。

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有澤くんへのスタンド花が何事?とビックリするくらいにいっぱいあって勢いを感じました(有澤くん回は観られなかったけど)、ハイキュー、刀剣その他で人気?のご様子。来月の幽劇に出演のようなので、しっかり確認させていただきます笑。

 

この日、夜は銀河劇場で「~ゴッホ」だったので、徒歩で天王洲まで行ってみたのですがすっごい近かった(のんびり歩いても15分)、途中の寺田倉庫の区画にスタインウェイの日本支社があって(最近できたさしく。いちげんさんが見学できるか分からなかったのですが)観られるならぜひ入ってみたかった・・・すごくキレイなオフィスでした!

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7/18

ずっと観てみたかった風琴工房さん(詩森ろばさん作品)、板倉くんがご出演ということでトラムに行ってまいりました。

劇場中央にホッケー用のリンクが。リンクの向こうにもお席があって、両方からはさむ感じ(新国立の地下では経験した感じですが、トラムでこの構造は初めて!大迫力!)

開演5分前に、碓井くん田島くん照井くんでアイスホッケーの初歩的用語解説あり、そのまま本編に突入~

 

実在のプロアイスホッケーチームを基にしたストーリー、メンバーみんな、キャリアも実力もこのチームに入った経緯もバラバラだし、勝利に対する欲も全然違うことが、練習前とか試合後とか(ケンカごしだったりもする)積み重なる会話ですごくよく分かります、ベテランも新人も、強い人も打たれ弱い人も、それぞれ人生しょって戦ってる(プロとして生きてる)迫力がすごく伝わってきます。

板倉くんは、ガタイがいいだけにディフェンス(ぶつかり具合がすごくコワイ)ポジションで、いまいち怖れを克服できてないトラ役。怖がっていることをすぐに先輩たちに見抜かれ(それを誤魔化そうとするエラそうな態度すらばれていて)、どう克服するかは自分次第、という課題を突き付けられるのですが、大柄な図体と繊細なハート、な対照がすごく面白かったです、ベテランさんたちがいっぱいな中で、くっきりした個性が目立ってました!

 

月光アイスブレーカーズ、全員を語ってるとキリないのですが(みなさんとにかくめちゃくちゃ熱いお芝居で、ずっとそのキャラで生きてきたとしか思えない)、碓井くん(彼方くんとの共演も多くて、フワフワした不思議系のキャラが魅力的、と思っていたら、今回は全然別人な熱いスポ根キャラ)、才能があり努力もしてるシンリ役の田島くん(効率学のススメ事件以来久々の舞台、今回から本名で登場だそうです)、北海道でホッケーをやってきたら全然レベルが違って~という経験をしてきて、意識高い(その分上から目線のことも多い)、実力あるけど生意気な新人なわけですが、憎めないところもあって。

文学座、クロムモリブデン、チョコレートケーキ、キャラメルボックス、犬と串などなど、お芝居の異種格闘技戦でもあるのですが、絶対的な熱量という点でまとまっている感じもあって、いろんなタイプのいろんな世代の男優さんたちのお芝居を堪能できる舞台でもありました!

ベテランさんたちはどれだけ声が張れるのー!という驚きも。

ほんっとに観られてよかったです!

(7/14)

とにかくチケットが取れなくて(あれだけ公演数があって役者さんたちはタイヘンだったと思いますがー、特に東京公演のキャパが…)、やっとライビュだけ観られました…、毎公演こんな長丁場、千秋楽の福岡公演前にあらまっきーくんが(他にもお仕事が詰まっていて)具合が悪くなるのも分かる。。。

 

これまでの公演以上に、刀剣男士のみなさんがほんっとうに再現率高くそして殺陣がめちゃくちゃカッコイイ(すごい至近距離だし、同じ手の繰り返しじゃない複雑な殺陣)、そして各キャラの思いをきちんと表現されているストーリー。

 

で・す・が!!史実キャラの政宗・とみしょーさんのカッコよさ&熱演がほんっとうにステキでした、2.5もいいけど3次元の底力すごいー!と思い知らされせました、最初に白装束で登場するところからもうもう釘づけ!!

(その時の秀吉さま(山下潤さん)、目立つお顔立ちでどーも見たことある方だな~とずっと考えてたのですが、別の足軽役で登場した時に政宗さまに「お前の顔には見覚えがあるぞ!(個性的だから)笑」と突っ込まれてましたが、2幕途中で、「番町ボーイずん」のスーツアクター先生だったことを思い出しました!遡行軍でのアクロバティックな戦士に違いなく)

2.5と3を比べる気持ちは全然ありませんが、とみしょーさんの圧倒的な存在感とお芝居(と殺陣)はほんっとうに素晴らしかったです!2.5キャラの方々も、政宗チームの方々もそれぞれ自分の役柄を必死でまっとうされていたと思うのですが、「お芝居」の力をこれでもか、と見せつけた政宗さまにはもうもう涙。

これまでもたびたびとみしょーさんには惚れ惚れしてきたわけですが、今回改めてめっちゃファンになりました。10月のミラージュ、とみしょーさんの相手キャラがあらまっきーくんから平牧くんに変わったのですが、やっぱり絶対観に行きます!

 

その政宗さまに忠実に使える小十郎(高松潤さん、青年座公演ですごくおおらかなキャラに感動した記憶が)、カーテンコールで初めのほうに挨拶されて、(海外のLV観客に向けて)"Thank you for seeing our performance"というような挨拶をされたことで、剣士たちの英会話ごころに火が点いて笑、 屈託なく"Thank you very much, I am happy"とにこにこする祥平くん、留学経験があって得意の英語を披露するいのちゃん(すごい流暢~)、それにのっかってちょびっと英語を喋るあらまっきーくん(多分ちゃんとできるけど)いろいろ突っ込まれて、とりあえず日本語に戻す笑。

 

こんなハードな(メンタルもフィジカルも)公演、どなたも大きなお怪我などなく全員で千穐楽を迎えられて本当に良かったです、が、次の公演がもう予定されていて、どなたもカーテンコール挨拶で涙を見せることもなく(またまたチケット取れるかの不安)、次回もどうぞ頑張って下さい!

(7/13)

Jr.5 恒例公演に行ってまいりました。

ぽのけんさんが脚本・演出、(ぽのけんさんが「帰郷」で共演されてた)中原さんが主演ということで、楽しみしかない(しかし!初日は、「帰郷」で大事なキャラを演じてらしたしゅうさんの告別式泣)、みなさんの心のうちが…。

 

50才過ぎて、他人との関わりから逃げるようにして、厳しいバイト生活をしてる中原和宏さん、過去にあった事件の当事者たち(それぞれ微妙な距離感の同級生たちや兄弟)のことをずっと考えていて(その当時と行き来するストーリー)、ミステリー仕立てでもあって、なぜか「全部自分のせい」と申し訳なさ・いたたまれなさに苛まれている様子なのですが、その幻たちも、今や見守ってくれてる立場なのかも??と、途中で気持ちの上で劇的な切り替えがあったようにも感じて、「生き続けていくこと」そのものに(少年時代からすると)思いがけない価値を見出したようにも思いました。

ただただ厳しいだけじゃなないぽのけんさんの脚本にたいへん感動する帰り道でした(今回顔見知りのライファーさんがいらっしゃらず、オジサンオバサンでいっぱいな客席で意外でした、笠原さんいらっしゃってました)。

 

奥田くんはコミックリリーフというか、ふざけ過ぎてはないんだけど、ちょっと箸休め的な心休まる(おバカ)キャラ(それだけじゃないけど)で、登場するとホントにホッとしました。谷沢龍馬くん、吉澤清貴くん、寺岡さんとげしくんも、みなさんきっちりハマったお芝居でただただ感動してました。女優さんたちの力強さにも引き込まれました。

毎年、ほんっとうに打ちのめされるようなすごい作品をみせていただいて…これからも楽しみです!