あがり症の新学期 | (社)あがり症克服協会 東海・関西・九州の講師ブログ

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あがり症克服協会認定講師の小林です。
NHKカルチャー名古屋教室で「あがり症・話ベタさんのスピーチ塾」を行いました。

あがり症を克服する6回のカルチャー教室の初回です。
もちろん途中参加もOKです。
今日もコロナ対策は万全で、換気用のサーキュレーターや消毒用アルコール、教卓にはアクリル板が設置してありました。


1.あがり症克服教室にようこそ
今日は3か月続くカルチャー教室の初回。
前回からの継続生の方や今回から初めて参加される方、1年半ぶりに参加された懐かしい方もいらっしゃって賑やかです。
もう講師を5年以上務めさせていただいていますが、この3か月ごとに巡ってくる「初回」は必ず緊張します。
時刻になって前に立ち「皆さん、おはようございます。」と声を出すときは身の引き締まる思いと、いつもとは違う緊張を感じます。
それは私も、受講生としてこの教室に通ったことがあり、初めてこの教室に来たときの事を思い出し、その時の緊張感が蘇るからでもあります。


 

2.様々なあがり症
 

「あがり症」と一言で云っても、悩みは様々です。
一番多いのは、「声が震える」「頭が真っ白になる」
それ以外にも、「赤面する、足が震える。」
「原稿があって、それを読むだけなら問題ない。」
「他人が書いた原稿を間違わないように読もうとするとメチャクチャ緊張する。」
「上司や部下の顔が見えると緊張する。」「知らない顔がたくさん並んでいると緊張する。」


自分がどんな時に緊張するのかはきちんと把握しておきましょう。
聞き手、人数、場所、照明の明るさ、資料を見ながらだと緊張するのか、ない時にあがるのか。
把握できていないと、油断していて思わぬ時に緊張の渦に巻き込まれる事があります。

 

3.緊張は悪いことではない
 

私も含めて、緊張して人前が苦手な人は、緊張せずに話したいと思い、

緊張せずに話している人をうらやましく思い、そうなりたいと思うわけです。
でもよく考えてください。緊張するのは悪いことでしょうか。
緊張して、声が震える。緊張して頭が真っ白になる。
そう、緊張することが悪いわけではなく、声が震えたり、小さな声になって聞き取りにくくなること。
頭が真っ白になって、次に話すべき内容を思い出せなくなること。
緊張から逃げたくなって、話を途中で端折ったり、早口になってしまうことでした。
そして、それはトレーニングや様々なノウハウで克服していくことができます。


緊張感はあなたの友人です。
あなたも、この教室で爽やかな緊張感をもって、
話したいことを、きちんと話せるようになりましょう。

一般社団法人あがり症克服協会