鬱と迂闊な月曜日 -122ページ目

出会いと、別れ。

出会いの数だけ別れがあるとひとは言う。

でもそうなんだろうか。
別れは、死別以外はきっとどこかにいる。
だから、もしかしたらだけど、再会があるかもしれない。

死別もそう。
会えないけれども、そのひとは心のどこかに居て、目を瞑るといつでも会える。思い出の中だけだけども。

んー。矛盾しとるか。

でも僕は別れを悲しいものだと思いたくない。

世界のどこかにいて、亡くなったひとも心の中にいて、それぞれの思い出があって、目を瞑るといつでも会える。

思い出がある。思い出せる。
それがかけがえのないひとなんだと思う。

人間、生まれてきた限りひとりではない。
きっと出会ってきた人の中にかけがえのない人がいるはずだ。

嬉しいことに、未咲には該当する人達がいる。

肉親。友人。先輩。後輩。恩師。
いろいろと。

いま42歳。

まだ出会いがあるのかな。
あるとするならば、ワクワクする。

死ぬまでにまだ出会いたいな。
かけがえのないひと。


アデュ。

未咲シキ。

観ました。

『僕の妻と結婚してください』。

織田裕二さん。
とても切ない役でした。
吉田羊さんも。

あんな最期の企画、できるものじゃない。
自分の愛するひとを他人に任せるのだから。

息子さん言ってました。
「お父さん、怖くないの?」
「陽一郎とお母さんが病気になる方が怖いよ」

妻と息子との別れの覚悟。

自分ならどうかな…。

でも、ある意味僕も妻と息子と別れた。
それも無責任に。

でも、別れてからも忘れたことはなかった。
今もそうです。

僕も、元妻も新しい相手を見つける権利がある。
でも僕は放棄した。
元妻はどうかな。

以前聞いてみたんだ。
新しい彼氏をつくること。それから復縁のこと。

彼氏はつくる気はないらしい。
しかし復縁に関しては濁した。
なんとなくですが、数パーセントの希望はあるらしい。

焦らなくていい。
僕はまだ死ぬ訳じゃないし、元妻もまだ。

だから早く就労支援の事業所を出て、一般の社会に戻りたい。
養える力が欲しい。
鬱に打ち勝つ気持ちが欲しい。
薬に頼らない日常が欲しい。

何より、家族が欲しい。息子のそばにいたい。
元妻を笑わせたい。


そんな気持ちにさせてくれるような映画でした。

いつかきっと。

ね。


アデュ。

未咲シキ。

真っ直ぐに。

流れて行く。

飛行機雲。




アデュ。

未咲シキ。