鬱と迂闊な月曜日 -123ページ目

訃報。

今まで知らなかった。

3年前に師匠が亡くなっていた。

未咲が以前勤めていた某地方テレビ局の報道のカメラマンだ。

そのひとのカメラマン人生。
うん10年。
未咲が産まれる前からカメラを回し続けていた。
未咲の中ではレジェンドだ。

すげぇ怖くて、怒られたり、ゲンコツされたり、罵声浴びせられたり。
でも、とても温かいひとで、未咲はとても好きなひとだった。
公私ともに良くしていただいた。

時にはビールを飲みながらカメラを回すというとてつもないひと。
ビールといってもなんでもいいものではなく、キリンのラガーでなくてはならないひと。
他のビールを買って行くと怒る。

ばろぅ!にゃろう!
って怒るひと。

でも、背中で語る男ってこのひとのことだ。

重たい荷物を持ってそのひとの後ろを走り回っていると全部わかるのだ。
当初怒られてた意味がわかる。
何を求めているのかがわかる。

多くは語らないひとだったけど、技術はもちろん、人生の、うまく言えないけど、生き方?振舞い方?とにかく常識ってやつを学びました。

ビール飲みながら仕事するひとなのにね。

時にお茶目で、冗談言って笑い合ったりもした。
一緒に愛犬の散歩もさせたもらった。
珍しい犬なんですよ。アイヌ犬です。
凶暴だから気をつけろと言われたけど、そいつは何故か懐いてくれた。

ぜーんぶ、もう15年以上も前の話。

未咲がその会社を辞めるとき、泣いてる未咲の背中をバチーン!て叩いて何も言わなかった。

会社を辞めた後、いつか会いに行こう、いつか会いに行こうってずっと思ってたのに。
結局会うことができませんでした。

大好きでした。

三脚の立て方、照明の当て方、音声のとりかた。
そして、末端のカメラアシスタントの未咲にカメラを回せてくれたのもこのひとでした。

口癖は、報道の映像は生物だ。撮りなおすことが出来ない。
その通りです。
一発勝負の真実をテープに残すんです。

だから、未咲の人生論は、人生は生物だ。です。

一回きりの人生。1秒たりとも引き戻せない。
とった行動、発した言葉。
これ全部真実で、ないがしろにしていると腐ってしまう、生物なんです。

師匠の訃報を、聞いて思い出しました。

だから、師匠の教えに恥じないように生きて行こうと思います。

未咲がトチッタ時にはきっと空のむこうから、ばろぅ、にゃろうって言ってるなって思いながら、決して忘れません。

あのジーンズとベストを着た後ろ姿。

ありがとうございました!

いつか未咲も死んだら、ラガー持って行きますね。

ご冥福はお祈りしません。
待っててください。

また一緒に重い荷物持って走り回りましょう!


アデュ。

未咲シキ。

半分、青い。

某国営放送の朝の連続ドラマを観てる。

未咲は、ほとんど白い。である。

色がないのだ。
世の中も。周りの人達も。自分も。

いわゆる現実的にも妄想的にも、色盲なのだ。

桜がピンクでキレイだね。
白にしか見えない。

淡い紫。
水色にしか見えない。

ひとの心の中も真っ白だ。
何を考えてるのかわからないのだ。

自分の心の中も白くて、いま何がしたいのか、いま何を感じてるのか。
わからないのだ。

白くて、白くて、白いのだ。

でも確かなのは、人間ってことなのだ。
感情だけは白くないと思う。と思う。


アデュ。と、言ってみたりする。


アデュ。

未咲シキ。

やられたっ!

昨日のコンフィデンスマンJPの最終回。

おおおーーー!!
ここで繋がるのかーーー!

って感じで、面白かった🎵


アデュ。

未咲シキ。