暴飲暴食暴走野郎2024
慢性的なブログ記事投稿遅延頓挫にて、時系列が遅れ捲る当拙ブログ、そもそもSNS主流にして、今や絶滅危惧種たる素人個人ブログなんぞ、ヒット数も往年の1/20以下までに落ち込む惨状なれど、どうにも所謂SNSが馴染めねば、結局主たる情報発信は此処にて行わんとするアナクロぶり。加えて今や強迫観念に起因する半ば自動書記的な部分もあり、最早此の地獄から逃れ得ぬと覚悟するものなり。
而して時系列も漸く概ね追い付きつつあれば、是に安堵し亦怠けては遅延頓挫するは明白、アメブロがサービス停止する某日までの地獄のループに他ならじ。
1月のライヴラッシュも無事終了、連夜大阪アジトは宿坊と化し、来客迎えれば、久々に1人にて迎える朝かな。
明日香の深山より持参せし備蓄食材銷却せんと、超速クッキングにてスパイスカレー拵え、御贔屓にするスーパー内鮮魚店自家製海老フライ召喚、揚げ序でに蓮根も素揚げ、ごはん無しにて毎度乍らの温キャベツ、斯くして「海老チキンカレー」完成。
然れどふと「海老チキンカレー」この名称の正誤に疑念抱けば、そもそも「チキンカレー」に「海老フライ」をON! するや、何と呼称すべきか。
ガキの頃、御袋と天王寺ステーションビル内食堂へ赴く度、私は必ず「海老カレー」なる一品所望すれど、其れは「海老フライ2本が添えられしカレーライス」たりし。
然れど大学入学を機に名古屋へ転居、某軽食喫茶にて「海老カレー」を御品書にて発見するや所望、然れど配膳されし一品に海老フライの姿あらず、
「あの〜、海老カレー頼んだんですけど…」
「はい、海老カレーで御座います。」
「えっ!しゃあけど海老フライ乗ってないですやん。」
「これが海老カレーで御座います。」
「えっ?しゃあから海老フライ乗ってへん云うてますやん。」
「これが海老カレーで御座います。」
「しゃあから海老フライ乗ってへんな云うてるやん。」
「これが海老カレーで御座います。」
「海老フライ乗ってへんのに、何が海老カレーやねんな。」
「それなら『海老フライカレー』ですね。(然れど念の為補足せんとすれば、其の軽食喫茶に斯様な代物あらざりし。)」
而して判明せし事実「海老カレーとは、肉の代わりに小海老が具材たるカレーライス」を前に、思わず大きな衝撃受けし私たりし。以来、外食の機会にて「海老カレー」発見すれば、細心の注意払う次第なれど、未だ個人的には「海老カレー」とは海老フライ2本が添えられし一品を指すと認識、小海老が具材の場合は「シュリンプカレー」と称する次第。ビーフカレー、ポークカレー、チキンカレー、べジタブルカレー、シーフードカレー等と、カレーの具材は必ず英語表記されると思えばこそ。
然れば今回の「チキンカレー+海老フライ」は如何にすべきか。矢張り「海老チキンカレー」にて正解とせん。
チンマシーンへぶち込み電子レンジにて1分加熱、アリオリソース施せし「祝蕾」も添え、
斯くして「海老チキンカレーセット」堪能せり。
既に謎の炭水化物拒否症候群に苛まされ1年2ヶ月余が経過、其の間食したきあれこれ我慢せざるを得ねど、最近滅多矢鱈に「オムライス」恋しければ、此処は臨食実験も兼ね、挑戦せんとす。
既に米の備蓄もあらざれば、真空パックのごはんを以て「オムライス」拵えし。然れど仕上げの段になり、ケチャップ尽きれば、近江流オムライス宜しく、トンカツソースとのWソースにて仕上げし次第。
凡そ1年半以上ぶりに口にする「オムライス」は、流行りのデミグラスソース添える代物や、とろとろ玉子なんぞの仕様にあらず、ケチャップベースのチキンライスを薄焼き玉子にて包む、最も王道なスタイルを踏襲すれど、いやはや余りの美味さに昇天必至。仮令食後に謎の炭水化物拒否症候群発症にて悶絶せんとも、此の至福感と相殺して余りあるかな。
而して案の定体調急降下、数時間大いに苦悶せらし顛末なり。然れど月1程度ならば、此の至福感にて昇天する為、数時間の苦悶も厭わぬと覚悟し得るか。
友人にして素晴らしきミュージシャンたるAndre Cholmondeleyが、来日ツアー中たるPat Methenyのギターテック担われれば、彼からコンサート御招待頂き、未だ関西逗留されるHaro君と合流、会場たるサンケイホールブリーゼへ。
会場ロビーのバーにて、Haro君と乾杯之儀。
120分のコンサート鑑賞。全11本のギター及び自動演奏装置オーケストリン駆使されれば、1曲毎にギター取り替えるジャズギターの巨匠、其の度にAndreがギターを手渡し、使用済みギターを携えバックステージへ消えれば、いやはや単身ソロセットにも関わらず大層大掛かり、私の如く不器用且つ怠慢な人間には、到底真似出来ぬ芸当かな。況して是等の機材をアメリカより空輸せしと思えば、其の費用だけでも御幾らか。コロナ狂騒勃発以来、航空券高騰続けば、7桁にさえ及ばん。
終演後、Andreの計らいにて、ステージ隅にて待機させて頂けば、スタッフ総出にてPAや照明含む全機材撤収の様子を拝見。ギター類片づけつつ、使用ギターやエフェクター類を見せて下さり、特に懐かしのギターシンセRoland GR-300実物を、斯くも間近にて拝まさせて頂きしは、発売当時に某大手楽器屋店頭にて拝見せし以来か。
流石はプロ集団、僅か30分にて完パケ、全機材がトレーラーに積み込まれ撤収となるや、Andre始めクルー御一同は界隈のホテルへチェックイン後、いざ飲みに繰り出さんとの事にて、最終的に東梅田の某所を目指される彼等なれば、行き掛けの駄賃にて立ち寄り得るは、我等が桃源郷ムジカジャポニカ一択と、いざ突撃せり。
奇しくもせいちゃん不在、ジャングル嬢が仕切るフリーDJナイト。
然れど欧米のバーならば、斯様な光景は全く以てノーマルの極み、彼等一同店の雰囲気大いに気に入られし御様子にして、私が抱きし不安も杞憂と化せば、引率の重責果たし安堵。
Andreとの2ショット之圖。彼曰く、サウンドチェック前の全機材チェックの際、例の自動演奏装置オーケストリン試奏に際し、Frank Zappa「Black Napkins」を演奏されにけり。動画撮影されにければ、是非公開頂きたし。
因みにAndreは、Steve HoweのみならずYes、UK (Eddie Jobson, John Wetton)、John McLaughlin等のギターテック及びキーボードテック担われ、Al Di MeolaやAdrian Belewに至れば、ギターテックのみならずツアーマネージャーまで熟す敏腕職人なり。然れど超凄腕ギタリストとして、現在世界最古参Frank Zappa派生バンドProject/Object率いられれば、参加メンバーは往年のFrank Zappa BandことMothersやMothers Of Inventionの歴々がずらり。
因みに彼との出会いは、2009年に開催されしFrank Zappaトリビュートフェスこと「Zappanare #9」に於いてなり。
2013年には、Greg Lake来日の際、ギターテックとして同行、御招待頂き再会果たせば、以来日本内外にて幾度か再会果たし、今日に至る次第。
同年齢にして音楽の趣味嗜好も類似すれば、互いのギタースタイルこそ大きく異なれど、尊敬して余りある友人なり。
Andre御一同が、最終目的地の中崎町某所へ赴かれし後、今宵ConpassへソロⅢ Japoniaとして出演されしタイゲン君へ連絡、此処ムジカジャポニカのフリーDJナイトへ参加要請させて頂くや快諾下さり、タクシーにて駆け付けて下されば、いきなり室温急上昇。
後日ジャングルちゃんより「タイゲンさんがミキサーのインジケーター真っ赤にさせた儘プレイしてる姿に、他のDJが驚いてました。タブーと思われてる事を無視してプレイする姿に、皆が感動して触発されました。」と伺えば、テクノやヒップホップやゲームミュージック等をプレイしつつも、何処かロック的に感じさせる異物感こそ、タイゲン君の何よりの持ち味にして真骨頂と、私も常々感ずる次第。